テラーノベル
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「お前、またみんなにチヤホヤされて、いい気になってんのか?」
人気のない教室に、その言葉が異様に響いた。
颯は窓の外をチラリと見て、にやりと笑う。
「そうだよ。僕、あなたが嫌われ役をやってくれるから楽なんだ」
漣は腕を組み、眉をひそめて小さくため息。半分呆れた表情の奥には、わずかに楽しそうな気配もある。
「…楽しんでるのはお前だけだろ」
颯は肩をすくめ、くすっと笑いながら漣の目をチラリと覗き込む。
「そうかな〜、君もたいがいじゃない?」
教室に残る静かな空気の中、漣は視線をそらす。胸の奥がほんの少しざわつくのを、無視するようにして。
コメント
1件
ここから二人はどーなるんだろう✨✨ 今回の新作もめっちゃ面白かった!! 続きも楽しみにしてるッッ!