コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
__苦しい 。
目を閉じたままでも
意識が薄れていくのがよく分かる 。
息を吐くことしかできない 。
がぼっ と口から銀の泡が浮き 、弾ける 。
冷たい 、寒い 。
恐る恐る目を開ける 。
棒になって差し込んだ光が
目に当たって眩しい 。
光から目を逸らそうと辺りを見回すと
群青色だけが飛び込んでくる 。
いっそ清々しいほどに何も無い 。
眼の前の景色に驚くこともなく 、ただ 、
あぁ 、恐ろしいな 。
そう思った 。
海藻が揺れる岩陰で 。
──────────────────────
「 らだ !! 」
「 見て ! ジンベイザメ ! 」
カシャリ と立派な一眼レフで魚を撮る姿 。
なぜカメラを買ったのか聞いてみると 、
想い出がカタチになるじゃん !
… とのこと 。
発想はいいのだが 、
それよりもその表情をやめてほしい 。
いや 、厳密に言うとやめてほしくない。
ただちょっと 、いや 、
かなりかわいい表情をしている 。
��豸亥悉貂医�∩�は小走りで
どんどん奥へ奥へと進んで行ってしまう 。
まるで小さな子供みたいだ 。
「 ��豸亥悉貂医�∩� 、
走ったら転ぶよ ~ 。 」
「 だいじょ - ぶ !! 」
すると 、前を見ていなかったのか 、
開いたドアに顔面を強打していた 。
スタッフは慌てており 、
頭を何回も120° 下げている 。
それをへらっと笑って
流している��豸亥悉貂医�∩� 。
… 心配だ 。
──────────────────────
処女作品です🤗🤗