【セラフィナイト〜BADENDネタ〜】
??「あなた…何をしているの…?」
真っ白な少女があたしを覆う。
テルル「へ、何って…」
何をしていたのか言おうとした、
だが、あたしは何をしていたのか、
何一つとして覚えていなかった。
??「…早く起きないと、
死んでしまいますよ。」
真っ白な少女の容姿にやっと気づいた。
天使だ。
…天使なのに、目にハイライトがない。
…天使なのに、暖かくない。
テルル「起きないと死ぬって…」
「“あれ“は…夢だって言うの…?」
??「そうじゃなきゃ、
あなたに言いません…」
嘘だ…
“あれ“が夢なわけない。
“あれ“が…あたしが本当に、
望んでいた、Happy end だったのに。
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
絶対に違う。
もし、そうだとしたら…
あたしは…
テルル「また、大切な人を失う…?」
??「……いつ、あなたの大切な人だけを
失うだなんて言いましたか。」
テルル「へ…」
??「あなたの大切な人だけではなく、」
??「あなたの命も失う。」
??「さぁ、早く起きて…」
「目の前の奴をころせ。」
あたしの脳に命令するように言った
途端、あたしは目が覚めた。
あたしは、
処刑されそうになっていた。
??「あれ〜?起きちゃったか〜…」
「ま、面白いからいいかな〜笑」
テルル「!?!?!?…シリア…?」
シリア「なんで、僕の名前知ってるかな笑」
「ま、いっか…ばいば〜い笑」
“あの“夢で見たマッチをシリアは地面に落とす。
と同時にあたしは魔法陣を
シリアの背後に出し、
魔法を唱える。
唱えるの、久しぶりだなぁ、笑
『亡失魔法、我の身代わりとなれ。』
亡失魔法 とは、
昔、初めて魔法を使い始めた時代に
“魔物を殺すためだけにできた“魔法である。
だが、その魔法は“魔物“だけではなく、
人間にも使えることがわかり、
次第に魔法学校でも教えられなくなった。
…あるとき、上級魔法使いが言った。
「人間も、魔物のように面白い。 」
と………。
セラフィナイト 〜BADENDネタ〜 完
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