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【薪乗タツキ】。
彼の事は、本好きな人間なら誰もが知る漫画家だろう。
1997年から漫画家としてデビューし、数々の読み切り漫画を描き、世界中に知れ渡るレベルの漫画家だ。
線画や背景のイラスト、小物の絵まで完璧リアルに描き、独特なセンスを織り交ぜたハードな世界観を描く。
演出やキャラクターも、個性的かつ魅力的な者で、薪乗ユウの新作漫画は飛ぶ鳥を落とす勢いで即完売する。
作者個人の趣味なのか、映画に影響を受けた作品も多く、人気映画のオマージュのような作品も多々見られる。
飴細工のような、美しい絵柄。
写真のような、鮮明な背景。
手に汗握る、スリル満点なストーリー。
そんな漫画を描く彼は……
『今日公園の木の上で寝ました!木の上って意外とあったかいんですよ!』
『うおおおおおおお!皆の神様、薪乗ユウのお通りだァ!お前ら愛してるぜベイビー!』
『さっき道に落ちていた蛆虫を食べたんですけれど、あんま美味しくなかったです』
頭がいかれていた。
難解不可解な行動や、理不尽かつ意味不明な行動を数多く行なっている。
星の数ほどいる漫画家の中で、これだけ頭が終わっている漫画家は多くはないだろう。
まあ上記のとおり、彼の描く漫画は世界的にも高い評価を得ており、十代で漫画家となった【天才】
と読んでもいいだろう。
しかし、【天才とバカは紙一重】とはよく言ったものだ。
彼はもう、【天才】とか【バカ】とかいうレベルを通り超え【奇才】というレベルに来ているのだ。
そもそも彼の描く漫画は【少年ジャンプ】で連載されているが、どっからどう見ても少年なんかに見せていい内容ではない。
グ.ロテスク描写が多いし、登場人物が容赦なく死亡したり、バストサイズが明らかにアウトなヒロインが出てきたり…
未来ある少年少女達になんか見せたら、まず間違いなくこの世が狂ってしまう内容だ。
コンプライアンスゆるゆるの1990年代なのだが、流石に少年ジャンプで連載するというには限度というものがある。
一応これでも編集者がアウトな表現をカットしているらしいのだが……。
編集「タツキ先生!この主人公の妹が妊娠してしまう表現は無しです!これはアウトですよアウトォ!」
『いやいやいや!ここまでやったんだからもういいでしょ!この案を貫きます!貫かなかったら公共の場でコサックダンスを踊りますよ!?』
編集「なにやってんですか先生!?!」
と、話が通じないレベルだ…。