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世界で一番僕が嫌い。―1

偽った2人

※ifです

※まふ類多めのまふ類・司類があります

※類受けです

※まふゆと類が殺し屋です

※まふゆがヤンデレ(メンヘラ?)気味です

※2人(まふゆと類)が幼馴染みという設定です




類「ただいま。」

暗く、寂れた部屋。

そこに、一人の少年が入ってくる。

部屋は電気がついていない。

少年─神代類が電気をつけると、そこには、

まふゆ「おかえり…類。」

血だらけのナイフを手に持ち、返り血で汚れた

少女─朝比奈まふゆが立って微笑んでいた。

微笑んでいた、と言っても、目は全く笑っていない。

まふゆの足元には、左胸に深い刺し傷がある、

4、50代くらいの男性が倒れていた。

息はしておらず、既に死んでいるようだ。

類「まふゆ…とりあえず血拭いたら?」

まふゆ「…ありがとう。」

死体の処理をしてひとまず珈琲を淹れることにした。


まふゆと類は幼馴染みだ。

そしてまふゆは、10年ほど類に思いを寄せていた。

更に2人は、顔も容姿も良く、頭もいいので、

他人に好かれ告白される事も多かった。

だが、まふゆは類以外に気はなく、告白を断っていた。

類は…おそらく、めんどくさいという理由でだろう。

そして、まふゆは中学の頃から感情がなくなってしまった。

しかし、他人にまふゆの裏を出すことは類以外は一切無かった。

それが、親だとしても。

逆に言えば、まふゆが裏を見せるのは、類しかいないということ。

まふゆの初恋は類で、まふゆが感情を無くしてもなお、

類のことはずっと好きでだった。

だが、いつの日か、純粋な恋愛感情は、

ドス黒く泥々としたものに変わっていった。

自分だけの類でいて欲しい。自分以外好きにならないで欲しい。

…自分以外話さないで欲しい。自分だけを視界に入れて欲しい。

そして、まふゆは意識せず類を束縛するようになった。


〈まふゆ視点〉

類が、珈琲を淹れてくれた。

私は、近くのソファに腰掛けて類の話を聞いた。

類「午後は新しく依頼が来たからそれを─…」

書類を見ながら話す類。

やっぱり、類は今日も可愛い…♡

類「…ふゆ、まふゆ?どうしたんだい?」

いつの間にか、私はボーっとしてたみたい。

まふゆ「…別に、なんでもないよ。」

でも、つい、私は類に素っ気ない態度を取ってしまう。

これも感情…なのかな。

まふゆ「それじゃ、珈琲飲んだら私は行く。

まだ、依頼が片付いていなかったから…。」

すると、類が私を呼び止めた。

類「…まふゆは、なんで僕にだけその…裏を見せるんだい?」

まふゆ「…幼馴染み…だから?」

まふゆ「…もしかしたら心のどこかで信用して安心してるのかもね。」

本当は違うけれど、“本当のこと”は言えないから。

言ったら見放されるかもしれないしね。

まふゆ「それじゃあ、行ってきます。」

私はそう言って、暗い部屋から出た。


───まふゆが出ていった後。

類は、部屋の隅に座り込んでしまった。

静寂を切り裂くようにして、小さな類の泣き声が聞こえた。

類「まふゆ…僕は…

画像

ずっと…苦しいんだ…」

助けて欲しいと、願いながらも。

ただただ部屋には、類の泣き声が響いた。



〜END〜

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