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俺、美術がすきなんだ、
何故かって?…夜世ちゃんの描く、絵が好きだから…かな?
先生の話を聞きながら、というか…全然耳に入ってなかった
隣の夜世ちゃんが、気になり過ぎて
可愛いな~…なんて、本人に言えないけど…
言ってみたい…とか、思ってる自分が居るんだよな
話が終わり
「今日はもう帰って良いぞ~ 明日から教材とか配るからな」
クラスメイトが席から立ち
此の後遊ぼうとか、一緒に帰ろうとか寄り道しようとか
部活頑張ろうとか
楽しそうに廊下に出ていく
俺は、生徒玄関の真反対を歩く
何処へ行くかって…それは、美術室
放課後の日課なんだよな
美術室は落ち着く場所で…夜世ちゃんと話せるから、好き
俺…今日部活無かったからゆっくりできるわ…
楽だ、楽~
ガラガラ
「世一‼きょーも来てくれた!」
ぱっと顔を明るくして、俺に抱きついて来たのが夜世ちゃん
「や、夜世ちゃんッ…倒れる‼」
「わ、ごめんごめん…^^;」
何時でも、笑顔を絶やさない夜世ちゃんが好き
「あ…絵進んでる」
「そーなの!!師匠にアドバイス貰いながら描いてるの!」
「へ~!!…夜世ちゃんの絵好きだから、完成したら…1番初めに俺が、みたいな~……なん…」
「うんっ…!1番初めに世一に見せる!世一が…私の絵好きって言ってくれるから、元気出る!」
………うぅ、っ……夜世ちゃん…狡いっ…
笑顔が眩しくて、可愛らしい
そして…何よりも笑顔が素敵だ
でも…俺は、夜世ちゃんが…ずっと、
俺の側に居てくれるから…夜世ちゃんの事好きになったんだと思う
「……良かった…!」
照れくさそうに、えへへと言う世一
とっても可愛い、
世一は何時でも…私の所に来てくれて、私と居ても嫌なんて一言も言わなくて
優しくて大好き
世一の事が大好きなのは、ずっと…変わらないし
世一が小学校の頃……
[しょーらい…やよちゃんと、けっこん…したい!]
って…言ってくれたの、今思い出したらちょっと恥ずかしいけど…
嬉しい、世一は覚えてるのかな
「世一、放課後デートしよ?」
「………へ、?」
次回…デーと編ッ!!!!
お楽しみに!
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