テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️キャラエンした人物が登場します⚠️
⚠️Hすることはありませんがwszzです地雷の方はここで読むのをおやめ下さい⚠️
〇キャラをちゃんと把握出来ていない部分があると思います。違っても許してください
〇事前設定
・wsとzzは付き合っている
・vnは付き合っていることを知っている
・だが、いつかはzzを自分の物にしたいと思っている
zz:(キングスターダイヤモンド)ズズ
ws:(アルフォート)ウェスカー
vn:ヴァン・ダーマー
【zz side】
ズズは暗い地下室の中鎖に繋がれたまま天井を
見上げていた
ウェスカーは部下たちに指示を出しに出て行き今は部屋に一人
静寂の中、ズズは口を開く
「……いやぁ、まさか彼氏に監禁されるとは思わんかったわ。普通逆やろ? **“浮気したら閉じ込めんで!”**みたいなやつ」
誰もいない空間に冗談を投げながらズズは足首の鎖を引っ張る
ガチャリ、と鉄がきしむ
「……芸人やからってオチまで鎖で用意せんでもええやん……」
しばらくして、扉の向こうから足音
ズズはとっさに鎖の擦れる音を笑い声にかぶせる
「アハハハッ!あーおもろ。……いやなんもないで!一人でネタ練習してただけや!」
だが部屋を覗いたのは部下ではなくウェスカー本人だった
氷のような眼差しがズズを射抜く
「……逃げようとしたな?」
ズズは慌てて両手を振り、大げさに首を振る
「いやいやいや!これはほらあれや!芸人魂や!鎖で**“笑いの音”**作れるか実験しとったんよ!」
「ズズ」
その低い声に、背筋が凍る
ズズは唇を噛みそして絞り出すように笑う
「……俺、ほんまは檻ん中で死んだみたいな顔したくないんや。街で笑わせたいんや。あんたが怖いのはわかる、でも……俺は、逃げてでも笑いたい」
次の瞬間、ズズは床に落ちていた工具を素早く掴み、鎖の鍵部分に差し込んだ
カチリ――小さな解放の音
扉の前に立つウェスカーが一歩踏み出す
ズズは解放された足を叩いて叫んだ
「ほな、ごめんな!俺、客席が待っとるんよ!」
次の瞬間、ズズはすり抜けるように地下室を飛び出した
背後から響くのは、低く笑うウェスカーの声
「……いいだろう。逃げられるものなら逃げてみろ。街ごと封鎖してでも、お前を奪い返す」
ズズの脱走劇はロスサントス全体を巻き込む嵐の幕開けだった。
次回「笑顔攫う影」デュエルスタンバイ!
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