ウェス(ヴァン？）×ズズ

⚠️キャラエンした人物が登場します⚠️

⚠️Hすることはありませんがwszzです地雷の方はここで読むのをおやめ下さい⚠️

〇キャラをちゃんと把握出来ていない部分があると思います。違っても許してください

〇事前設定

・wsとzzは付き合っている

・vnは付き合っていることを知っている

・だが、いつかはzzを自分の物にしたいと思っている

zz:(キングスターダイヤモンド)ズズ

ws:(アルフォート)ウェスカー

vn:ヴァン・ダーマー

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地下室から逃げ出したズズは夜のロスサントスを必死に走っていた

息は荒く、汗が額を伝う

それでも笑いを失うくらいならと足を止めない

「はぁ…はぁ……こんなん……芸人のネタちゃうで……！」

裏路地を抜けたところで、黒塗りの車が目の前に止まる

ドアが開き現れたのは――ヴァン・ダーマー

「……逃げ出したか。ウェスカーの檻から」  

鋭い瞳が暗闇の中で光る

ズズは思わず笑ってしまった

「なんや……ホラー映画のキャスト勢揃いやな。追ってくる怪物（ウェスカー）から逃げたと思ったら、次の怪物（あんた）が登場ってか」

ヴァン・ダーマーは口角をわずかに吊り上げ る

「怪物でもいいお前を俺のものにできるなら」

そう言うや否や、彼はズズの手首を掴む

その力強さは、ウェスカーの鎖とは違うけれど同じくらい逃げられない重さを持っていた

「なぁ……俺、今ほんまに笑える余裕ないんやけど」

ズズは必死に冗談を挟む。

「次の客席は病院ベッドかと思ったわ」

「安心しろ。お前の舞台は、俺の傍にある。俺のためだけに笑え。街も、仲間も、ウェスカーも忘れろ」

ヴァン・ダーマーの声は甘くしかし冷酷に響

いた。

ズズは顔をそらし、苦い笑みを浮かべる

「……結局、俺は檻から檻に渡り歩いとるだけやんか」

それでも、ズズの胸には小さな希望が灯っていた

ウェスカーから逃げ出せたように

この怪物からもいつか自分の笑いで抜け出せるかもしれない、と

次回「笑いを奪うさ鎖」ﾃﾞｭｴﾙｽﾀﾝﾊﾞｲ！