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「王子今日は最高の朝食を用意しました。」
「またお前らしいな。」ケイトは呆れながら食べ出す。
「昨晩口論になっていたのって…。」
「妹のエリーだよ全く俺達の関係を案ずるのは良いが怒鳴るとはな。」レイは思わず笑った。
「お嬢様らしいですね。」
「お前が居なければ俺は孤独だったさ。」
レイはケイトの言葉に涙した。
「王子…好き♡」
「ああそうだしばらくパリへ出張なんだがお前も来てくれ。」
「勿論です毎夜サービスしますよ。」
「ふふそれはありがたいね…。」
困惑するケイトにレイは擦り寄る。
「王子が疲れたら僕が隅々まで癒してあげます。」
「お前って奴は。」翌朝パリへ向う。
「パリ視察は何年ぶりかな。」
「5年ぶりかと。」
二人は色んな名所を回る。
「王子あれ。」
「おお懐かしい初めてお前と見た場所だ。」
ケイトは懐かしい場所にときめいていた。
「王子が僕と誓ったんだ。」
「そうだね。」
夜になり艶かしい雰囲気がより増していく。
「レイの美しい瞳に乾杯。」
「王子の肉体美が月に照らされて…。」ケイトはレイの肩を寄せる。
「視察中はお預けだ。」
「そうですね我慢できますよ。」二人は軽くキスして眠りについた。
朝になり外が大雨でロンドンへ帰国できず別荘にもう一晩居る事にした。
「王子視察は中止ですね。」
「参ったな。」ケイトは頭をかかえた。
「明日には帰れますよ。」
「お前が居れば安心だがな。」
雷が鳴り響く。
「王子朝食にします?それとも…。」
「朝食が良いよそんな気分じゃない。」
レイは頷いて朝食を作った。
ケイトは剣幕な顔で地団駄踏んでいる。
5話へ続く