テラーノベル
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冷房が効いている部屋は極楽。僕とアサヒはすっかり外を嫌になっていた。今日なんて気温は38℃をぐらいとか……。これからの地球はどうなってしまうのかと絶望する温度。
そんなある日。事件は起こった。突然僕の家のリビングの冷房が効かなくなった。絶望の淵にいた。幸い寝室の冷房は効くため僕らはそこで過ごすことになった。しかし寝室はなにもない。テレビもなければ机もない。ただ一つ。ベットだけ。アサヒはとても退屈そうだった。いつも散歩に出かけるが暑すぎて前より時間が短縮された。だから昼よりは涼しいであろう早朝と夜に散歩をすることにした。でも暑い。昼間ほどではないが夜は30℃はあるだろう。地獄の日々だ。
退屈そうなアサヒを見て僕はエアコンの修理をしてもうことにした。だが…高すぎる。消防士の頃稼いだ金が底をつきそうなときに……。さすがに無理がある。こんな事をしていたら食べるものもなくなってしまう。いろいろな意味で地獄だった。
これを機に稼がないとと思い転職サイトを見てみることにした。自分のことを登録し、スカウトが来れば万々歳。僕は毎日ただそれだけを待っていた。
しかし、来ない。今のところ0件。最悪だ……。友人にいい仕事はないかと聞いてみたものの今ところないとのこと。僕は一体何をすれば………。
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