この作品はいかがでしたか?
216
この作品はいかがでしたか?
216
七日目
今日も囚人達の監視を張り切ってする!と言いたいところだけども…
あれから少しだけ困ったことがあるそれは、
🍍「♪〜」
🌸「なっちゃん!」ギュッ
🍍「!」
突然話しかけられて俺の肩が少し上がる 。
🍍「さっ32432!?//」
俺の声は高くなり少しおかしな声になってしまった。
🌸「どうしたの?」
🍍「いや…//」
こんな風に32432達に話しかけられたり、ハグされたりすると、心臓がとてもどっくんどっくんする。
🍍「せっ先輩っ!」
🍣「ん?どうしたの?」
ないこ先輩の優しくふんわりとした声が俺の耳に入る。
🍍「相談したい事があるんですけど…」
🍣「相談したい事?」
🍣「暇ちゃんってコーヒー飲める?」
🍍「カフェ・オ・レなら」
🍣「カフェ・オ・レね!分かったよ」
ここは先輩の部屋、この前いむくんの部屋が出てきたとおり、看守達にはそれぞれの部屋がある。階級が上がっていくにつれて部屋の豪華さが変わっていく。勿論先輩は階級が上だから、部屋はめっちゃ豪華。
🍍「……」
周りを見渡すとめっちゃピンク。
🍍「…メンヘラ」ボソッ
🍣「なんか言った?」
🍍「何でもないです」ニコッ
あいからわずの地獄耳だ。それにしても先輩っていつもかっこいいけど、部屋はこんなにサメのぬいぐるみとか寿司とかめっちゃあるんだよなぁ。なんかふんどしもあるし。これは…ふんどしに使う生地か?
🍣「はいっ!完成!」
カチャンッとカップと何かクッキーが入れてあるお皿をテーベルに乗っける音がこの静かな部屋に響いていく。
🍍「美味しそう…」
🍣「でしょー!」
「で…相談って?」
🍍「最近…32432達に抱きつかれると…凄く…胸がどっくんどっくんする…」
🍣「それって…恋じゃない?」
🍍「こ…い?」
俺が囚人達に?そんなの無い…はず…
🍣「そんなんときめいちゃうやーん!」
🍍「ときめくって……」
先輩はこういう恋バナめっちゃ好きなんだよな、一度始まったら止まんない…
🍍「そもそも…囚人と看守がそんな関係で良いんですか?」
🍣「いいと思うよ。たとえ…極悪人だとしても…死神と言われている人だとしても」
先輩の声が少し悲しく聞こえる。それにこの“死神”という例え方が本当にそう呼ばれている囚人がいるような例え方だ…
🍍「死神って呼ばれてる囚人が居るんですか?」
🍣「うん……それはりうらのことだよ」
🍍「3322?」
🍣「そうだよ…」
🍍「え…て事は…先輩は3322が好きなんですか?」
🍣「うん//」
先輩が珍しく照れた…
🍍「可愛い」ヨシヨシ
🍣「ちょっ//やめてよっ//」
俺の相談は此処で終わった。
🍍「…よいしょっ」
此処は資料室囚人達の資料が沢山ある。
何で此処に俺が居るかって?それは…
🍍「あっあった!先輩の看守日記!」
一度だけこの資料室に来た時、先輩の看守日記を見つけた。でもその時忙しくて何も見れなかったけど。
🍍「どんな事書いてたのかなぁ?もしかしたから…3322のとこも分かるかも!」
ペラッ📖
🍍「…あれ?何も書いてない?ていうか…何枚かちぎった?」
日記は白紙でただちぎられた後があるだけ
🍍「え…何で?」
ペラッ📖
🍍「……」
次のページに一言だけ、書かれていた。
バカ。
🍍「ば…か?」
「あれ…もう一枚なにか書いてある…」
めくろうとした時。
🍣「何してんのかなぁ?」
🍍「あ…」
先輩の悪魔の笑顔に圧がもの凄いかかってる。その後先輩からとても長い説教を食らった。
🍣「暇ちゃん…」
🍍「なっなんですか?」
🍣「あの子達の死刑日が近い付いてきてる事を忘れないでね。」
🍍「わかってますよ…」
🍣「よしっ…そろそろでよっか!」
🍍「はい。」
🍣「わっ⁉︎」ガタンッ
🍍「うぇ⁉︎」バタッ
🍍「ん…えっ!?」
🍣「ごめんっ!暇ちゃんっ!」
時刻は23:59俺はとてとはだけた格好で現在先輩に押し倒されている。
ガチャ…
📢「は…?」
🌸「なっちゃん?」
🦈「やっぱそう言う関係?」
👑「ハレンチ!//」
🍵「何してるんですか?」
ただ今…時刻は24:00になりました。
そしてまた誤解を産んでしまいました。
コメント
1件
普通に良すぎるね。てか何で皆出てんの?www