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2025 6⁄10
ｶﾞｼｬﾝｯ
日帝「…は？」
日帝「なん…で」
日帝「なぁ…」
日帝「なあって」
日帝「おかしいだろ…」
日帝「起きろよ」
日帝「昨日は」
日帝「あんなに良い天気の中一緒に遊んで」
日帝「お前も」
日帝「笑顔で話してたのに」
日帝「起きろよっ！」
日帝「…なんで」
日帝「返事してくれよ」
日帝「生きてるんだろ…？」
日帝「俺よりも明るく生きてた」
日帝「お前が…」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
江戸「どうした…」
江戸「…は？」
江戸「おい…どうした」
江戸「おい、聞こえてるか？」
ﾕｻﾕｻ
江戸「……」
日帝「くっ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
江戸「…」
日帝「なんでだよ！なんで死なないといけなかったんだよ」
江戸「…生きていた」
江戸「生きていたなら」
江戸「死ぬのは当たり前だ」
江戸「…今日の夜火葬するぞ」
日帝「…分かった」
江戸「冷たい部屋に運んどけ」
日帝「はい…」
日帝「今日は…」
日帝「星泣き病…」
ｷﾗｷﾗ
日帝「…涙が金平糖になるのか」
日帝「…なんで」
ｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗ
日帝「なんで死ないといけなかったんだ」
日帝「夜桜が何かしたのかよ」
ｷﾗｷﾗ
日帝「…神も仏もいないんだな」
ｷﾗｷﾗ
ｺﾂｺﾂ
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
日帝「…おはよう」
ソ連「…日帝」
日帝「…ん？」
ソ連「泣いたか？」
日帝「いや…泣いてない」
日帝「…目ぇ閉じて」
ソ連「あ、うん」
ｺﾛｯ
ソ連「…？」
ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ
ソ連「これなんだ？」
日帝「…金平糖」
ソ連「美味いな！」
日帝「良かった」
日帝「…」
日帝「何も知らなくて良いね」ﾎﾞｿｯ
日帝「死とは何か」
日帝「それは生きていれば必ず起こることです」
日帝「俺も…」
日帝「死ねば昔の海と空に会えるかな」
日帝「…死にたいな」
日帝「…心は氷だと思うんです」
日帝「今貴方が元気だと思っても氷は溶け続けているんです」
日帝「事故に遭ったらそれは勿論氷なんだから割れますよね」
日帝「割れたら死にます」
日帝「そんなふうに夜桜が死んでから考え始めました」
日帝「さぁ…」
日帝「貴方の氷は平気ですか？」
コメント
2件
私の氷はダイソーとかに売ってる溶けても無くならないやつです
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