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「晴一…もう眠い…?」「ん…まだ起きれるよ」
「良かった。まだ慣らしたばっかじゃったから…」
わしはそう言って行為を続けた。でも晴一は瞬きの回数が増え、余計眠たそうに見える。そこでわしは意地悪をしてやろうと思い立った。
「……なんで手止めたんじゃ?」
「寸止めは嫌い?」
「……激しくないとやだ…」
わしが晴一の蕾を指で弄るのをピタリと辞めたら、晴一は先ほどとは打って変わって目が覚めたかのように言った。
「ふふ、起きたけぇね」
「元から起きとるっ、昭仁のばか」
晴一はそう言ってやさぐれていた。でもどこか満更でもなさそうな声だった。
「そろそろ本物挿れて」
「…もうちょっとじゃ」
「指でイきたくない…っ…!あっ」
晴一はわしより先に白濁を吐いた。そこに一気に汗も出てきた。流石にわしも意地悪しすぎたと思い、蕾から指を離した。
「おまぁ酷い悪魔じゃ…ライヴの時の天使の姿はどうしたっ…羽付いてたの昭仁だけじゃっただろ…」
「すまん…意地悪してて反応が可愛かったから…」
「―じゃぁ挿れるね」
わしは気を取り直して自分のモノを晴一の蕾に挿した。晴一は久しぶりの感覚に気持ちよくなって、先ほどよりも喘ぎ声が漏れ出た。四人体制だった頃のインディーズ時代では、メンバーの中では1番男気あるとか言われていたのだが20数年経てばその面影すらなく、淫らに声を荒げていた。
「晴一、中に出して欲しいか外に出して欲しいか決めて」
「な…中っ…に欲しい…っ…!あっ」
わしは彼の蕾の中に白濁を詰め込んだ。
「っ…ぐちょぐちょ……ああっ」
晴一は白濁が出されて蕾の中からモノを取り出すときが1番気持ちいいらしく、行為中よりも1番声が出た瞬間だった。
服を着て、軽く晴一と何気ない話をした。
「やっぱり強い心欲しい」
「おまぁいつの話しとんのよ、四人とか三人の時も言っとったじゃろ。じゃぁ晴一が思う強い心って何じゃ?」
「昭仁に負けないぐらいのメンタル…かな?」
「もう晴一の方が強いメンタル出来上がっとるがな…まぁ弱くなってる晴一も好きよ?さっきみたいにわしに完全に負けるとことか。」
「……っ…次ヤる時はわしが上でハメる側じゃから」
晴一は照れくさそうにそう宣言した。行為が終わった後は気持ち良かったの意味合いも込めて、大抵毎回していることがある。
「晴一こっち向いて」
―んちゅ…
どちらが先にキス奪えるか。わしは不意に晴一に口づけをした。晴一はまた顔が真っ赤になってしばらくは悶えた。
「また負け…っ」
「さっき言うじゃろ?すぐに負けちゃう晴一好きって」
晴一はまた強い心を探し出すために、最近のわしの弱みを握ろうとしたり、照れないように練習したりしているのが見られた。一生弱い心で良いよ、いつか彼にそう伝えたい。
コメント
1件
みぅです🥀 「ツヨクワヨイ心」第1話、読みました。 弱さを見せ合える関係って、逆にすごく強いんだろうなって思いました。「一生弱い心で良いよ」っていう昭仁の想い、すごく深いなって。支配してるように見えて、全部受け入れてる優しさが滲んでて、胸にきました。 晴一が「また負け…」って照れる場面、可愛い反面、強くなろうと努力してるのも伝わってきて、二人の距離感がとても丁寧に描かれてるなって感じました。 続きも静かに待ってますね🌙