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あの時の質問を
E p i s o d e 1 「再開…?」
os視点
tn「…」
tnが書類と睨めっこしている
gr「…あ〜niさん?」
ni「なんだ?」
gr「そろそろ来る新人君を迎えに行ってくれないか?」
ni「はぁ…いいぞ」
niさんが渋々ながらも同意する
…俺はそれどころじゃなかった
今日来る新人…
絶対…
ni「連れて来たぞ」
tn「ん。ありがと」
niさんに連れられ会議室に入って来たその人を見てやっぱりと思った
でも…本当に戻って来るとは思ってなくて驚いてしまった
ht「…?」
htは俺を見つめる
(あの様子じゃ覚えてなさそうだな)
そう思いながら見つめ返す
tn「じゃ知ってると思うけど自己紹介してくで」
tn「俺はtn」
ht「(ペコッ」
gr「私はgrだ」
ht「(ペコッ」
右から順に自己紹介をしていく
grの次は俺なので名前を言う
「…os」
「…(ペコッ」
(…あ、考え事しすぎた…)
出来れば仲良くしたいので愛想良くしていきたかったが何を考え過ぎたのか無愛想な答えをしてしまった
sn「snだよ。好きなように呼んでね」
ht「(ペコッ」
ni「niさんだ」
ht「(ペコッ」
ht「htです。よろしくお願いします」
tn「じゃあhtはosに案内してもろて」
tn「お生憎案内出来る程の余裕が無いのでねぇ?」
gr「ヴッ…」
tn「誰かさんが甘い物ばっか食べるんじゃなくて書類してくれたら出来たんやけどなぁ?」
gr「ウグッ…」
gr「と、という事でosお願いするんだゾ…」
「分かった」
tn「さて、grさん?書類しような?」
gr「ハイ…」
いつ見ても立場逆転している
ふと”彼”の方を見ると苦笑いをしていた
そういえばと思い声をかける
「さて、…ht、行こうか」
ht「あ、はい」
「…ht?」
ht「…?はい?」
「…いや、なんでもないや」
ht「…え?」
言おうと思った事を心の中に押し込める
ht「めっちゃ気になる言い方じゃん…(ボソッ」
ht「なんか怖いから言って欲しいんだけど…(ボソッ」
彼はこういうのを言うのは柄じゃない
但し心の声が漏れることがある
os「強いて言うなら…俺にだけでも距離感短くしてくれていいよ?」
「え?あ…はい」
os「…ht?」
敬語になっていたので名前を呼ぶ
「はい?あ、うん」
ふふ、気付いてくれた♪
やっぱり俺とhtの仲だからね♪