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第2章「窓際の席と、君の笑顔」
こんにちは。こんばんはかもしれませんね。笑
第1話に続いて第2話でございます。
第2話も暖かい目で見守ってくだい。
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それから数日後の午後。
グクは、ジミンが言っていたカフェの前に立っていた。
ガラス越しに見える店内は、柔らかな光に包まれていて、どこかジミンの雰囲気に似ていた。
扉を開けると、カランとベルが鳴る。
その音に反応するように、奥からジミンが顔を出した。
🐤「…….あっ!」
ジミンの目がパッと輝いた。
まるで、思いがけないプレゼントを受け取った子どものように。
🐤「来てくれたんだ!」
グクは軽く頷いて、店内を見渡す。
窓際の席が空いていた。
🐰「ここ、いい?」
🐤「もちろん!おすすめの席だよ。光が綺麗に入るから、写真にもピッタリ。」
ジミンはメニューを手渡しながら、少し照れたように笑った。
その笑顔をに、グクの胸が少しだけ熱くなる。
🐰「じゃあ、ジミンのおすすめで」
🐤「えっ、僕の?……うーん、じゃあ、カフェラテと、今日の焼き菓子セットでどう?」
🐰「それで。」
注文を受けて去っていくジミンの背中を、グクは静かにカメラで切り取った。
シャッター音は、まるで心の中の鼓動のように響いた。
数分後、ジミンがトレイを持って戻ってくる。
🐤「はい、お待たせしました。……ってあれ、撮ってた?」
🐰「うん。君の背中、いい光だった。」
🐤「背中って……なんか照れるな。 」
ジミンは頬を赤らめながは、席の横に座る。
グクはカメラをテーブル置いて、ジミンを見つめる。
🐰「また、撮らせて。」
🐤「…うん。でも、今度はちゃんと笑うから。」
窓の外では、風邪かそっと木々を揺らしていた。
その音が、2人の間の静けさを優しく包み込んでいた。
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どうだったでしょうか?
まだ、2人とも仲のいい友達って感じですねえ。
でも3話でどうなるか、お楽しみに!!!