夢の中で俺は一人の少女と約束したんだ。必ずお前を助けてやるって。
1章 君との出会い
ある日俺はなんとも不思議な夢を見た。
真っ白な花が咲き誇る花畑の中で目を覚ました。なんだろうと思いつつ歩いていくとそこに泣いている俺と同じくらいの女の子がいた。最初の頃は女の子に触れようとすると目が覚めたり話しかけようとすると女の子が消えたりと面倒だと思っていたものの流石に一週間もその女の子が夢に出てくるので俺は何とか女の子の元に近寄り話を聞くことができた。(話しといっても具体的なものではなくて彼女のなんとも理解しがたい話を一方的に聞かされた挙句最終的に助けて欲しいとお願いされてしまった)断ることも出来ず渋々受諾したが何をすれば良いのか分からず俺は学校でも和也と喜神の遊びの誘いも断りずっと悩んでいた。
そんな時俺の学校に転校生としてあの夢に出てきた少女がやって来た。
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