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⚠︎ オリキャラ 男夢主

⚠︎ 原作改造

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要(かなめ)side


教室の扉が開きっぱなしだったため、そこから顔を覗かせる。


『…あれ』

誰もいなかった。遠くから話し声が聞こえる。…あ、外か。



>>>>>


太陽がカンカンと照りつける中、パンダ以外はグラウンドを走り回っていた。

真面目だなあいつら…。俺ならサボってるわ。

グラウンドがよく見える、木々の影がある場所に座りながらそう思った。


『…あ』

憂太の目が腫れてる。どうやらパンダの嘘ではなかったみたいだ。

『…ほんとお人好し、』


「それが憂太のいい所でしょ〜」

いきなり声を掛けられた。そっちを向く。

『…悟』

「…怪我、大丈夫?」

悟はしゃがんで、頭にある包帯を触ってきた。

『……良くあることだし』

「報告書の内容が違ってた事、ちゃんと上に伝えてきたから!」

なにやら満足気に言う。それも良くあることなんだけど。

笑い声が聞こえて、グラウンドを見た。何故か憂太に目がいった。


「…憂太、気になる?」

『……。』

俺は何も言わなかった。悟の方も見ず、あっちで話している3人を見ていた。









「アイツと似てるから?」


急にあの人の名前が出てきて、驚きのあまり悟の方を向いてしまった。

『…え』

やらかした。反応してしまった。

「……」

悟はただ無言で、俺を見つめる。何時もは綺麗だと思う目も、今日は怖かった。

サングラス越しに静かな圧を感じる。

『…っ』

耐えきれなくて、悟から顔を背けた。


「…要」


「正直に答えて。」

悟が違う。怒ってる。逃げる事も出来なくて、これからくる質問に答えるしかなかった。


「…」

悟が口を開こうとした。



「…あ!要くん‼︎」

が、憂太の声によってかなわなかった。

『…憂太、っ⁉︎』

「要くんだ〜…!」

憂太に声を掛けたと同時に、憂太が俺を抱きしめた。怪我をさせてごめん、とひたすら謝っている。

『ちょ、苦しい…』

ほんとに苦しい。結構な力で抱きしめられている。憂太は自覚がないようだ。

「…」

『…?さとr』

「ほら憂太〜、真希が暇そうに待ってるよ〜?」

様子が変だった悟に声を掛けようとしたら、それよりも先に元に戻った。

「あ!本当だ!」

またねと言って、憂太はグラウンドに戻って行った。また、2人になる。

顔を見れなくて俯いていると、悟が口を開いた。


「…まぁ、しばらく安静にしておきなよ。」

と、俺の頭に優しく手を置きながら言った。恐る恐るそっちを見ても、悟はすでに校舎に向かって歩き出していた。

俺はその後ろ姿をただ見つめることしか出来なかった。



>>>>>


悟side


『アイツと似てるから?』


わざと、アイツのことを言ってみた。すると要は驚いたように俺のことを見る。

それで確信した。だから伝えようとした。








“ まだ、アイツのことを待ってるの? ”







『ふーッ…』

校舎に戻って席に腰を掛けた途端、深く息を吐いた。

「ため息なんて珍しいなぁ、もう年か?」

ヤニを吸いながら硝子が言う。聞いてはいるが、興味はなさそうだ。

『……』

「…悟?」

俺は硝子の方を見ずに言う。

『もしさ…、』








『ここに裏切り者と繋がってる奴がいるって言ったら、』

『……硝子ならどうする?』






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相変わらず、作品作り天才ですね。 凄すぎて、顎が外れました。

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