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「じんとー、一緒にお風呂入ろ」
俺がそう言うなり、仁人は怪訝な顔をした。もちろん、プライベートゾーンをきっちり分けている仁人がすんなりyesと言うわけないと分かっているのだが、恋人らしく一緒にお風呂に入ってみたい気持ちがあり、とりあえずダメ元で聞くしかなかった。
「仁人、だめ…?」
必殺、と言っても効きそうにないお情け顔を披露する。わざわざ膝をついて、上目遣いで俺より小さい仁人を見上げた。下から見ても、眉に顰めた表情でもたまらなく可愛くて、それでいて綺麗な顔をしてて本当にずるいと思う。 今度なんでも奢るから!可愛いぬいぐるみとか買うから!と必死に懇願し、ようやく許しを得た。仁人は意外と俺に対してはちょろいと思う。
……………………………………
「あ、じんと、体洗ってあげようか」
「いや、自分で出来」
「うーし洗うぞ〜」
強行突破の俺に再びため息をつきそうな顔をしたが、なんだかんだ仁人は許してくれる。 そうして俺は手にボディーソープをつけ、後ろから身体を密着させて仁人に手を滑らせる。一緒にお風呂に入ったからには、最初から俺は当たり前にそういうことをするつもりだった。頭の中も9割それしか無く、絶対に仁人にも伝わっているはずなのに何も言ってこない。 調子に乗った俺はどんどん上に手を滑らせる。突起物に手をかけた瞬間、体がビクリと反応した。
「んっ、くすぐったい」
「くすぐったい、だけ?」
「ぁっ、おい、」
その突起を指でくるくるすれば、声が出て焦ったのか咄嗟に口を抑える。乳首だけで敏感になってしまった仁人の体は、誰でもない俺が作り上げたのだと思うと、それだけで俺を興奮させる。
「や、勇斗、そういうつもりじゃ…」
「えー素直じゃないなあ」
あまりにも分かりやすい虚勢で、自身の口角が抑えきれずに弧を描いた。本気の抵抗なんてものは全くせず、今更何を言っても制止としての機能を持たない無意味なものだ。 きっとそれなりに期待していたのだろうか。恥ずかしそうに下を向いた。
「ほんとに可愛いな、仁人は」 「はっ?………ぁっ」
最初から嫌な素振りを見せておいて、実際はこれとはあまりに愛おしい。思ったことがすんなりと口を出てしまった。仁人は一瞬戸惑いこちらを振り返れば、何か言いたげな表情だった。構わずに仁人の赤く腫れた突起物をに触る。ボディーソープがローションのように滑り、いつもより快感を拾ってしまうのか体はプルプルと震えている。
「ふ、ぁ…っ」
「じんと気持ちいいね?こっちも」
「ぁ、あっ、さわ、るなッ」
片方の手をするすると下に滑らせ、先程までの行為で主張している性器指でなぞる。そのまま手で覆いゆっくりと上下に動かした。ソレは摩擦もなく滑り、仁人を蕩けさせるには十分な刺激だろう。肩を震わせてその快感に耐えているようだった。先走りがどんどん溢れ、見たくないかのような仁人は上を向いた。そこから見えるうなじが何とも妖麗で、ぺろりと舐めてやれば再びビクついた。反応がいちいち愛くるしい。ボディーソープと先走りでぐちゅぐちゅと卑猥な音が風呂中に響く。
「ここもちゃんと洗わないとね」
「や、いい、はやとっ…ぁ、あ!」
「すごい、めっちゃやらかい」
性器から手を離し、腰をこちら側に引いてそのまま指を臀部に添わせゆっくりと中にまでに潜入させる。十分にぬめらせた指は容易に2本、3本と入っていった。慣らすように指をバラバラに動かし、広げたり気持ちイイところを掠めたりしてやる。掠める度嬌声をあげ、しなやかな腰をくねらせる姿に自分の気持ちが昂っていく。
「ぁ、ぁっ、ふ、ッぐ、」
「はあ、じんと、もう挿れるよっ?」
充分と言っていいほどに解された後孔に、それそろ我慢できず指を引き抜いて、仁人の細い腰を掴み性急にペニスをあてがう。仁人からそういうつもりでは無いと言っていたくせに、穴は期待してるかのようにひくひくさせて俺を求めていて、堪らず口角が緩む。
「まって、あ、ぁぁ……ッ!」
紳士の心的にはコンドームを付けてあげるべきだったが、俺にはわざわざ風呂場を出て取りに行く余裕も無く、そのままで座っている膝に背面からゆっくりと腰を降ろす。ぐっと中が拡がり、全部が収まりきった。生の感触は圧迫感を感じず、温かくて心地よかった。そのまま仁人の腰を掴み、上下に揺さぶる。正常位よりも奥に入り、ぎゅうと締め付けられた。めちゃくちゃ気持ちいい。仁人からは甘い声が口から零れるように出てくる。
「は、ゆい、ぁッ、はなひて…っ」
「仁人…ちゃんと、声出して」
「くそ、ぁっ、ああッ」
お風呂に反響していつもより声への意識が強くなる。だからこそ尚聞かれたくないのかいつもより必死に声をかみ殺している。それを俺は許さず、指を口に突っ込んでてそのまま舌を掴んだ。嫌がっている割に抵抗しないのは、俺の指を強く噛んでしまうかもしれない考えているからだろう。仁人なりの優しさが俺の心に甘く疼く。上下に律動し、柔らかな肉壁は俺の性器に吸い付くようにちゅぽちゅぽと音を鳴らしている。 仁人の仕方なく空いた口から出た声は風呂中に反響し、耳から脳内に入ってくる。
「や、まっ、いく、っ…!あぁっ…!」
「…ッあ!で、る……」
仁人は耳を真っ赤にしながら僕の腕にしがみついて、ビクビクと体を揺らしながら溜まっていた欲が吐き出した。肩を上下に揺らし、はあはあと息を整えている。その反動で後ろをぎゅうぎゅう締め付けるから、堪らず自分もつられて射精してしまった。
「はぁ…っ、も、ぬいてっ…」
「ん、」
そう言われ、俺は素直に仁人を持ち上げてするっとモノが抜けていく。仁人は少しふらつきながらも立ち上がり、シャワーを手にかけた。その途端、中から先程吐き出した精液がどろりと垂れていて、その光景に一瞬にして俺の抑えきれない昂奮が全身を巡った。
「はっ、?え、なに、ぁぁあ…ッ!」 「は、ぁッ…ごめんじんと、もっかい付き合って…!」
「ぉッ、やめ、あぁっ!んぁ、ぅ」
立ち上がった仁人の後ろから覆いかぶさり鏡の前で片手を付いて、もう片方の手で臀を掴んで再び挿入する。ついさっきまで俺の性器を咥えこんでいたため容易に受け入れ、精液でぬるぬるしている。仁人はわけが分からないと言うように声を荒らげるが、その声はすぐにでも甘い嬌声に変わった。思うがままに激しくストロークすれば、それと同じリズムでびっくりなしに声が零れて享楽にふけていた。
「きもちいい…っ、じんと、はっ?」 「は、ぁッ、はやと!だめ、ああっ」
「ふ、鏡みて、じんとの顔ぐっちゃぐちゃ」
体全体で気持ちいいことがバレているのに、素直に言葉を発さない仁人に加虐心が湧き、意地悪で目の前にある鏡に目線を向けさせる。今更気付いたのか、目を一瞬に見開いたかと思えば後ろがぎゅうとうねった。そこに映るは耳まで真っ赤になり、涙でくしゃくしゃになった仁人の顔。先程出したにも関わらず勃起していて、だらしなく液体が溢れるソレ。全裸で俺に善がっている姿を晒しあげられている。 そんな状況に仁人は興奮していて、穴に痛いほど力が入っているのがその証拠。なんだ、やっぱりMなんじゃん。鏡に映る仁人は涙でプルプルしていて、とても普段のツンツンしている態度とは思えない弱々しい存在だった。
「はぁー…じんとえろい、っかわいい…だいすき…」
「あっ、みるな…!いやだっ、ああッ」
「じんとこっちむいて、顔見せてっ?」
仁人の頬を手で無理やり引き寄せ、鏡で見るよりも何倍も可愛くておかしくなりそうだ。そういえば、今日一回も顔を見てなかったことに気付き心のそこから後悔した。こんなに愛おしいのに、見なくてはあまりにも勿体ない。そのまま軽いキスを数回して舌を入れてやると、仁人はおずおずと舌を出して応えてくれた。必死に俺の舌を追いかけ、擦り合わせる。 その間も律動し続け、キスでくぐもった声を出しながら自ら腰を動かす姿に恍惚する。
「ふ、んんっ、ぅ、うぁッ」
「ん、ふ゛…ぁ」
名残惜しく唇を離し、腰の動きを速くすれば仁人は鏡に爪を立てていて、そろそろなのだと悟った。そのまま射精を促すように前立腺を重点的に攻めて、吐息が荒くなる。
「いきそう?かわいい」
「ぁあ゛ッ、ぅ、ぃく、ぅ……」
情けない声を出しながら勢いの無い白濁がどろりと吐き出された。二回も出したおかげか仁人は力が抜けてするするっと床に座り込んでしまった。俺はそんな仁人の体を起こして、再び対面で膝に座らせる。もうやめてくれと言わんばかりの疲弊した表情でこちらを見つめられるが残念ながらまだ俺はイって無いので、それは到底無理な話だ。
「ぁぁはやと、もうむり、むり、あ゛あ゛ぁッ」
「んっ、ごめんね、?俺まだイってないから、もーちょっと頑張って」
「ぉ゛、そこ、は、やばッ、い゛ぁあ」
俺は仁人の頭を撫でて、流れるように奥まで入れ込んだ。全身をビクつかせて、行き場の無い腕で僕の背中にしがみついた。行き止まりのそこにグリグリと押して弁をこじ開けるように性器を押し付けていく。流石に危険を感じたのか仁人の我慢も出来ず声は大きくなり、より一層俺を掴む腕が強くなった。普段は入ってはいけない、そんな場所に今まさに俺のモノが入ろうとしている。
「ぅ゛っ、やめ、はいらなぃ、っあ゛ッあ゛あッ!」
「ふーーっ…もうちょ、っと……ッ!」 「ぉ゛、ぅぐ、う゛うッ゛…!!」
「……っはぁ、ッく゛……」
執拗に奥の壁を押し上げれば、ついに鬼頭がまるごと結腸に収まってしまったのと同時に、その気持ちよさで搾り取られるように射精してしまった。いつもの中とは違った、仁人のモノからも、入った衝撃で少しだけぴゅっと吐き出されていた。見れば虚ろで視線が定まっておらず、異常な程痙攣している。
「はは、っ、すっげ………いっちばん奥まで入った」
「ぁ゛………は……」
「仁人、大丈夫?動いていい?」
「だ、だめ…ぜった、いぃ、だめ…」
仁人は虚ろになりながら回らない脳で必死に言葉を紡ぐ。先程からずっと涙を流しているし、眉が下がりっぱなしで子犬みたいだ。可哀想な仁人。今は完璧に俺が主導権を握っている。このまま辞められるわけもなく、自分で問いかけたくせに容赦なく腰を突き上げた。仁人はほぼ脱力した形で、抵抗する気力も無くなっているみたいだった。
「ああ゛〜〜ぅ゛ッあ゛ッ」
「じんとぉ……気持ちいい…ッ……でるッ、……!」
「ぉ゛ッあ゛ぁ……!!ぅう、ぁ゛……………」
「………は、ッ………あれ、気絶した…?」
仁人は度々大きく体を揺らし、中を痛い程締め付ける。自分でも気付いてないのだろうが、多分何回もメスイキをしている。 仁人はとうとうがくんと項垂れて、反応が無くなったと思ったら意識を飛ばしていた。 無理させてしまったかな、だが俺は全く後悔も反省もしていなかった。
コメント
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ひなさん、読ませていただきました。第1話からもう二人の関係性が濃密でドキドキしました。特に仁人さんの「嫌がりながらも実は期待してるような仕草」がすごく可愛くて、勇斗さんの「じんとはちょろい」っていう認識にもニヤニヤしちゃいました。お風呂場での駆け引き、独占欲と愛情が入り混じったやりとりが素晴らしかったです。続きが気になります!🌷
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