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さく「ねぇ、狼」
狼「あ？」
さく「愛情ってなんだろ」
狼「愛情？」
さく「うん。」
狼「お前がそんなこと言いだすなんて珍しいな。頭でも打ったか？」
さく「そんな言わなくていいじゃん。」
狼「嘘だよw」
さく「で、話戻すけどさ。」
狼「おん。」
さく「愛情って何だろう」
狼「…あたしは、人それぞれだと思うな。」
さく「そうなの？」
狼「そうだとは言い切れねぇけどな。あたしは、怜奈と同期だから。」
さく「そうなんだ。」
狼「怜奈の事なら何でも知ってるさ。」
さく「はえー。。」
狼「で、なぜ、お前が愛情という、ワードを出したんだ？」
さく「なんかね。。みんな愛情たっぷりでいいなって思ってさ。」
狼「そうか…懐かしいな。怜奈と、人生相談したの」
さく「怜奈姉さんと、人生相談？」
狼「うん。まだお前が、小学生の時ぐらいに、あたしと怜奈で、酒飲みながら、人生相談してたんだよ。」
さく「そうなんだ。」
狼「まあ、これが話し盛り上がっちゃってね。」
さく「はえー。。」
狼「覚えてねぇだろ？」
さく「全く覚えてない」
狼「そうだよな。」
さく「でも、狼はなぜ覚えてるの？」
狼「何でだろうな。」
さく「わからない？」
狼「さあな。」
さく「そうなんだ」
狼「ま、お前が知らなくていいからな。」
さく「なんで？」
狼「まあ。。。理由は聞かなくてもわかるだろ？」
さく「…うん」
狼「世の中にはな、知らなくていい事がたくさんあるんだよ。」
さく「そうなんだ。」
さく「じゃあさ、それを知ったらどうなるの？」
狼「場合によっては、消されるかもな」
さく「ひえ。。おそろし」
狼「だろ？」
さく「知らなくていい理由がわかるかも。」
狼「ふはｗ。珍しく納得してらぁｗ」
さく「でもさ。」
狼「おん。」
さく「なんで、狼は、そんな事も知ってるの？」
狼「…まあ、お前がいつか大人になったらわかることさ。」
さく「はえー。。」
狼「不思議だろ？」
さく「うん」
狼「さくは、さくらしく生きてくれれば私はそれでいい。」
さく「でも、ありのままの姿をさらけ出しちゃダメなの？」
狼「時と場合によるな。」
さく「そうなんだ。」
狼「うん。」
さく「でも、なんでありのままの姿見せちゃダメなの？」
狼「まあ、その場の雰囲気と空気だな。」
さく「そうなんだ」
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