コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
十八日目
『なんで……』
『あや……』
そこには、あやがいた。
「るいちゃん……日記、返して」
『嫌だよ』
『何をそんなに焦ってるの?』
「いいから!!」
「それ……ッ」
「ココに貰ったんでしょッ!?」
『うん』
あやは、血の気が引いたような顔をした。
「それがあっちゃ駄目なんだよッ!!」
『知ってるよ』
「じゃあ……なんで……」
『ずうっと一緒にいたあやならわかるでしょ?』
『ぼく、』
『死ニたいンダよ』
また、ノイズがかかった。
ここも、もう、駄目かな。
『あやは……ぼくのトモダチだよね?』
「ッ……」
あやはぽろぽろ泣きながらぼくを抱きしめた。
「……うん」