テラーノベル
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必死に、情報をかき集める。
ガバらんように、基地から指示を丁寧に出す。
よくしてることなはずやけど、疲れが尋常じゃない。
緊張してるんやな。多分。
「 ……なぁmnちゃん。 」
「 どしたの? 」
「 ……僕、ちゃんと出来てる? 」
「 出来てないと思ってるん? 」
「 …ちょっとだけ 」
「 はぁ〜 」
ため息をつかれる。
このため息は、失望なんかじゃない。それはちゃんと分かってる。
でもやっぱ、不安になる。
「 ガバッてたら、今頃げんこつでも食らってるやろ 」
「 …え? 」
「 え?正直に言ったけど? 」
「 ……ふはッ笑 」
たしかにせやな。そんな一言を付け加えながら、手を動かす。
こちらが完全に有利になるよう、後方から支援する。みんなとは違う、情報という戦場で。
確かに今頃ガバってたら怒られてるかぁ〜……ありがたい返答や。本当に。
やる気、ちゃんと出たで
僕はまた、pcの方へと向き合う。ちゃんと戦うよ、僕も。
「 あ、zm。そこ左に行ったら入口あるはずやで 」
『 お!ありがとうなdiせんせ! 』
「 で、パスワードは─────── 」
「 sha!そのまま真っすぐ突き進め!敵結構おるけどお前なら行けるやろ! 」
『 当たり前やろ! 』
隣りにいるrbrも、shaのナビゲートをしている。
この情報管理室にいる部下たちも、精一杯動いている。この軍を勝利へと導くために。
mnちゃんも、今は後ろにいるけど、後方支援と司令塔、そして基地の防衛を担っている。
でも、司令塔の役目は………出番がなさそうだ。
「 あ、shp、ci!その周り、見にくいやろうから気をつけろよ! 」
げんこつは嫌やし、ちゃんと働くで。
#ワイテルズ
夜遊び@投稿遅すまん
385
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「 負傷者はこっちに! 」
「 psnさん!この人は─── 」
「 向こうのベッドにお願い!応急処置だけ先に済ませといて! 」
医務室も、忙しい状態だった。
幸い、命の危険性がある重症者は出ていない状態である。だが、負傷者が案外多いため、常に動かないといけない。
いろいろな薬品の匂いが充満している医務室、負傷した兵士が運ばれてくる。
足の怪我、肩にダメージを負った、色んな兵士がいる。
重症者もちょこちょこ居る。かなりの怪我を負ってはいるが、一応処置は完了した。
「 今からそっち行くからもうちょい待っててもらって良い? 」
「 分かりました! 」
ドタバタと動いているが、仕事はテキパキとすましている。流石だ。
「 ……いつも通りか 」
「 まぁ、そうかも? 」
未だ怪我が治っていないniが喋りかけてきた。
医務室で大人しく待機中なのである。まぁ、戦場に出る理由もないしね?
「 あいつらは、……まぁ大丈夫そうだな。 」
「 まぁね…返り血は多そうだけど 」
「 結構身内を大事にする部分はあるからな 」
「 内ゲバはやめてほしいけどね 」
軽く会話を交わす。
一応仕事中だからね、うん。手は止めてないけどね
「 さーて、他の負傷者の治療に行ってきまーす 」
「 おう。 」
「 絶対出ないでね?ね??? 」
「 流石に出るわけないだろ 」
niは少し笑みをこぼしている。
俺も、ちょっとそれにつられて笑みをこぼす。
さーて、一番怪我してるであろう人のベッドも空けとかなきゃね。
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「 ……色んな奴らが動いてるぞ 」
「 多分、帰ってきたら殴られるな。これ 」
赤い彼が戻ってきた後を想像すると、少しおもしろくなった。
動けないけれど、信じることは出来る。帰ってくると。
紫の彼は、ただ、待ち続ける。信じながら。
コメント
2件
待たせすぎましたね。本当にお待たせいたしました。ようやく続きが書けたど!!! 伏字がムズすぎた。おかしいけれど温かい目で見守って下さい😌
ああ、第21話、読み終えました。情報戦と医務室、それぞれの戦場で動く人たちの姿が丁寧に描かれていて、すごく胸に沁みました。特に、diさんがmnちゃんに「ちゃんと出来てる?」って聞くところ、その不安に「ガバってたら今頃げんこつ食らってる」って返す信頼関係の描き方が好きです。最後の「動けないけれど、信じることは出来る」という一文に、この作品の優しさが全部詰まってる気がしました。お疲れさまです、hitori。さん。