こんばんは。裏歌です。今回のテーマは「両思い”だった”君へ。〜一週間の記録〜」です!それでは参ります。思いつき1時間クオリティ。
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彼が死んだ。
それは突然のことだった。
記憶は途切れ途切れしかない。
二人で釣りにいった帰り道。荷物をもってのんびり歩く僕に対してなにももたなにももたずに先を歩く貴方は酔っ払いの運転する車にはねられた事を。
青い歩行者専用の信号と貴方から流れる真っ赤な血の色がまるで時間が止まってしまったかのように、鮮明に焼き付いている。
さっきまで元気に先を歩んでいた彼が質素で寝るには痛いベッドに眠っている事を。
顔には白い布がかけられただ青白い彼だったものになっている事を。
彼がいないこの世界に価値があるのだろうか。人に執着しやすい自分。最近は自覚していなかった。彼との生活に依存していたんだと彼が亡くなってから気が付いた。
彼が亡くなっているのにも関わらず
mmmさんはどう思いま…あ。そうだ。もういないんだ…。
mmmさんおはようございます?朝ごはん…
はぁ。また二人前…。
ただいま帰りましたよ?今日はmmmさんの為にお土産を…。
今度歌フェス行くんですけどmmmさんも…。
一般的に見たら現実を受け止める事の出来ない哀れな人。そう見えるだろう。しかしそれくらい僕の生活に彼がいる事が当たり前だった。
彼の元に行こう。
そんなキモチがただ強まる。
気づいた時には海にいた。
彼に告白をしたそこ。
真っ当なプロポーズが恥ずかしかった僕は、彼を海釣りに誘った。船という事も考えたが彼は乗り物酔いしやすいタイプなので止めておいた。
堤防の所に椅子を置き、ただのんびりとした時間を過ごした。
ひまぁ。なんも釣れないじゃん。
という彼に
しょうがないですよ。あ、そうだ。mmmさん?
と水の入ったペットボトルを渡しながら問いかける。
良かったら付き合ってみません?どうせ生活は変わらないですし。
とさりげなく告白する。
彼の持っていたペットボトルが落ちた。彼の顔を見るのが恥ずかしくて海を見たまま時間だけが過ぎていった。海の波と風の吹く音だけが僕らを包んだ。
しばらく無言な時間が流れ
…よ。
とぼそりと答える彼。
え?と聞き直すと
いいって言ってんだろ…//バカism。
そんな思い出の海。ここで落ちて海に沈めばいい。
もう釣り人がいないだろう時間。
電車に突っ込んで死ぬ、飛び降りて死ぬよりまだ迷惑はかけないだろう。逆に海の栄養になるかもしれない。
あれ。先客?こんな時間に?
堤防付近を見ると黒いパーカーのようなものを着た海を眺める人が見えた。こんな時間に釣りか?
そんなことを思いながら近づく。死ぬ気だったので人がいない方がよかったんですけどね。なにかに惹かれてしまった。
近づいていくほどに明るいピンクの髪、彼の友達がデザインしたパーカー。
彼の海よりも青くすぐに汚れてしまいそうなきれいな瞳が見える。彼だ。死んだなんて夢だったんだ。いや彼のはずがない。そんな葛藤とともに足を速めていた。
はぁはぁはぁ…。車の鍵も財布も忘れてただポケットにいれたままのスマホだけを持って走った。
mmmさん!!!どこに行ってたんですか?探しましたよ?早く帰りましょう!
息切れをしながら彼に話しかける。
振り返った彼は少し間をおいて
誰?ってか俺のこと見えるの?
息が詰まる。息が詰まる。息が詰まる。
情報が多すぎる。
他人の空似?いやそんなはずない。
しかしスマホを取り出し彼の姿を捉えようとしたがそこには海しかなかった。
あ!そのストラップ!俺も持ってるよ!君も好きなんだ。
そういって紐のちぎれた色違いのストラップを見せる。
彼は紺で、僕はピンクの色違い。彼のストラップは事故で搬送された時左手に握りしめていた為スマホから外れてしまったらしい。
そして目の前の彼が見せてきたのは紺色のストラップ。
なんか俺死んだみたいでさ?気づいたらここに居たんだ。誰待ってるのかも、何したいのかも分からなくてとりあえず海見てたんだ。
そんなことを言いながら小さな石を蹴る。
しかし透けてしまいその場に石はとどまる。
そんな彼をみて
僕はmurと言います。よかったら記憶を起こすの手伝わせていただけませんか。mmmさん?
いいの!よろしくね!mur!
(あれ。名前いったっけ。)
死ぬのは延期。とりあえず彼の記憶を取り戻すまで…一緒にいられる時間を大切にしたいと思った。
彼が記憶を取り戻した時僕にどんな反応をしてくれるだろうか。少し楽しみだ。
「1日目出会いの記憶」
とりあえず彼の配信の録画をリスナーさんから集めてかれに見せた。リスナーさんにmmmさんの葬式をしたい呼び掛けたところ大量に送ってもらった。
記憶がなくなっても彼は変わらず
さすが俺。
と目を輝かせて答える。
そんな彼を見て以前に戻ったようで微笑ましいと思った。
いくつかの録画を見せた。
誰かとのコラボや歌バトル、肉バトルでの本気、横アリのラスラン、オリジナルTシャツの写真に、黄金ジュースのイベント、ケツドラムの録音などのリアリティでの配信、
BANされて悲しまれたTwitterに
悪ノリで書かれた小説…
そして彼自身のYouTubeでの歌ってみた。
俺ってそんなにすごかったんだ!
といつもの明るい笑顔を見せる。
気分がよくなったらしく鼻歌まじりに歌う彼に
機材使います?音質が悪い。ライブサウンドカードなら充電されてますよ?
と言おうとした。しかしそれと同時に彼が触る事が出来ないこと、機械は彼の声を認識しないだろうということに気が付きいうのをやめる。
murとは昔から「友達」だったんだね!
そういわれ苦笑いしながらうなずく。本当は「恋人」なんですけどね…w
彼はリアルのイベントに参加することが少なく、僕との思い出の場所となるとなお少ない為連れて行こうと思う。
そうだ。mmmさん。横アリとか行ってみません?近いですし。貴方が輝いていた場所ですし中に入れなくても周りだけでも?
と提案すると彼は考えることなく二つ返事で答えた。
案の定なかに入る事は出来なかったが彼に彼の歌である「Count on me」を聞かせた。
これをあなたは歌ったんですよ。僕ももちろん行きましたが本当にかっこよくて…本当に一瞬で終わってしまって。やっぱりmmmさんってすごいなって思いましたよ。
他のリスナーさんたちも遠い方々も来てくれて。
そんな話をすると
俺。この歌知ってるかも?
と答えた。やはり思い出の場所・物事は記憶を復元するようだ。
帰り道彼は鼻歌交じりのCount on meを歌っていた。
「2日目 配信の記憶・友人の記憶」
mmmさん!今日はアピタに行きましょう!
と張り切って用意する。どうせ日帰りなので最低限しか用意しませんが。大変だったのは彼の移動。
幽霊にもかかわらず寝ぼけた彼を車に乗るように促す。しかしこれだと乗ってるのか怪しかったので昔mmmさんにもらったウサギのぬいぐるみに入ってもらった。
35歳がウサギの服装をしてると思うと正直受容ないと思うがこれしかなかったので仕方ない。
車を走らせ僕の地元にあるアピタに到着する。
早朝でてこの時間とは…w
mmmさんを起こしぬいぐるみから出てもらう。ウサギにぬいぐるみ持った36歳なんてただの地獄だからだ。
フードコートにつくと席を探して水を紙コップに注ぎ座る。
平日のこの時間じゃほぼ誰もいませんよね(泣)
ここで初めてmmmさんとリアルであったんですよ。なんもないここで。
そういうと彼は周りを見回している。
元々交友関係はリアリティという画面越しでありましたが僕が帰省する時についでっていってw
集合場所なやんでここにしたんですよ。ちょうどこの席で。写真撮ってTwitter載せて。
って俺の顔は!?
と焦る彼に
安心してください。生前のあなたが嫌がったから隠しましたよ。さすがに。人の心があるんで。
と写真をみせながら答えると
よかった。と胸をなでおろす。
じゃあ帰りますか!というと
本当にこれの為だけに来たの?w
mur仕事わざわざ休んで?
とあきれている。そんな彼に
元々休み一週間もらってたんでw
と返す。すると彼は1週間一緒に居られんじゃん!mur!と喜ぶ。
そんな彼に落ち着いてと言っていると
ママぁ。なんであの人1人で話してるの?
こら!みちゃいけません!
そんな声が聞こえる。やはり彼の姿は僕にしか見えていないのだとコップ2杯の水を飲み干す。
帰りもぬいぐるみの中に入ってもらったが不服そうだった。しかし僕が抱えると少し恥ずかしそうに喜んだ。
まぁ僕は恥ずかしかったですけどね。いとこのぬいぐるみとか持たされててよかった。
「3日目 出会いの記憶・さみしさ」
mmmサイド
ふわぁ。と小さなあくびをし目を覚ます。幽霊って寝れるんだな。ふわふわ浮いたまま寝てたみたい。
今日も起きれてよかった。もしかしたら一回寝たらもう起きれないかもしれない・消えちゃうかもしれない。そんな風に記憶するのは2回目だけど思ってしまう。
けど「友人」であるmurがいるんだから大丈夫だと思うし、隠そうと思う。
朝目を覚ますと朝ごはんを作っている彼がいた。
おはよぉ…というと
おはようございます!と手を止めて笑顔で答える。
mmmさんもご飯食べ…いやなんでもないですw
彼は何かをいうのをやめると寂しそうな顔をした。
あーあ。murに触れたらいいのに。
彼は頬を叩くとまた笑顔で話し始めた。
今日はバスケットボールのスリーポイントシュートを俺が3連続決めた公園に行ってみようとか、飼っているらしいウサギを見てみようとか。なんとか。
少し無理に笑っていた。
今俺が思い出した記憶は「リアリティでの配信・俺自身」「murとの出会い・リアリティでのmurの姿」だ。こいつがいう事に性格はほぼ変わらないと言われた。
そんな事を考えているとmurはトーストを食べている。
いいなぁおいしそう。
取ろうとするがスカッと通り過ぎてしまう。
頬を膨らませてmurを見ると
おいしそうに煽って見せられる。
水を飲みながら彼がテレビをつけると
今日洗濯干せますかねぇ。
そういってチャンネルを変える。
■■市付近では晴れのち曇り 降水確率10%.
夕方ににわか雨があること以外は洗濯日和です。
そんな天気予報を見て彼は安心したようだ。
速報です。
天気予報が終わってすぐ男性のアナウンサーがいう。スタッフが急いで台本を交換する。
■■市内で飲酒運転により〇〇小学校の通学班男女6人に衝突しました。警察によると女子児童1名、男子児童2名が頭を強くぶつけ意識不明の重体です。
警察は□□ □を現行犯逮捕で逮捕し捜査しています。
そんなニュースが流れる。
怖いねぇ。mur気をつけてね?
と彼の方を見る。
そうですね。という彼の手は震えていた。
ん?mur?
と不安そうに見るしかない。
心配しなくていいですよ…ッ。
そう言ってふらふらしながらリビングを出ていく。ドアはしめられたが通り抜けて彼を見に行く。
嗚咽音が聞こえる。
なんで吐いてんの?
と聞こうとしたが彼の一言に黙って見守るしかない。
mmmさ…ごめんなさい。僕が先…行ってたら…かばえたら…もう少し早く動けれ…ば…釣りなんかに行かなければ
あぁ。そうだ。俺「事故で」死んだんだ。
murと釣りに行った帰りになんも釣れなくて日差しがきつくて、なにもやることなくて、周りに人がいなくて本当は行きたくなくて。
けど友人の笑顔が見たくて目を輝かせている彼を見るのが楽しくて着いていった。
帰り道を歩く俺に車が突撃してきた。
あぁ。思い出した。
murは見てたんだ。
俺のせいでごめんね。mur。
触りたくても触れないじれったい状態にいやになる。
触れ合えたら彼を抱きしめる事が出来るのに。
そう思い彼の部屋に戻った。
「4日目 事故当日の記憶・友人のトラウマ」
急遽彼が仕事になってしまった為留守番をすることになった。本当はぬいぐるみに入ってついていこうとしたが朝用意してたmurがコーヒーをこぼして使えない。
そのための留守番だ。
通り抜け出来るので鍵などは締めてもらった。
今日は昨日まで立ち入り禁止と言われていた部屋に行ってみるようにmurに言われたので行ってみる。
ここかな。
部屋の端にケージがありウサギが1匹住んでいる。
かわいい!
近づくと「モフ」という名札がケージに下がっている。
この文字誰かいたんだろ?へたくそw
そう思いながら眺める。
動物は人間より敏感である。そのため幽霊であるおれのことも分かるのだろう。
こんにちは.
と動物相手にも人見知りする俺にモフちゃんは喜んでいるようだった。
もう一部屋ありもう片方の部屋はついこの前まで使われていたみたいだ。
誰の部屋なんだろう。彼の部屋にしては服などが散らかっている。
あ!俺のスマホ!!ここはmurが使っている物置だろうか。それにしてはきれいなような。
事故のせいで画面がバリバリに割れてしまっている。
電源つかないかなぁ。
触れないのは分かっているけど試してみたくなった。
やはり触れないか。あきらめかけた。
え?なんで。なんで触れるの?
俺幽霊だし、現に浮いてんのに?これポルターガイストとかいうやつか!
そんな感じで納得し
スマホを開く。
充電は15%。壊れたと思ってか、開く予定がなかったのかそれともパスワードが分からなかったのかギリギリである。
何故か知らないが「0321」と分かりやすすぎるパスワードを打ち込む。
これが俺が使ってた配信アプリ。これがLINEで、これがこれで…。一通り覚えている。
スクロールしているととあるファイルを見つける。
「絶対にmurは見ないで」
ん?生前の俺はなにをしまったんだっけ?
もしかしてAVのファイルとか!?
そんな期待をして
ファイルを開く。俺はmmmだしいいよな?自分?
そう言い訳を少しする。
なにこれ?
そこに見えたもの。彼との思い出。
murとの写真がいっぱいあって、友人の距離感にしてはおかしいものも多い。
それも特別なイベントのものじゃない。
ご飯を作る彼とか。ほおばる彼とか。寝顔とか。髪をタオルで拭いている彼とか。
36歳のmurの写真ばっかりで普通なら気持ち悪いと思う。けど愛おしく思えた。
俺、murのことが好きだったんだ。
初めからおかしいと思った。なんであんな人も居ないような所に彼は行って俺を見つけたのか。友達だからって理由でここまでするのか。なんで俺を見ると悲しそうな顔をするのか。
なんでそんなに俺のこと知っていたのか。なんで事故の映像で吐くまで行ったのか。友達でまとめるにはおかしすぎた。
うまくごまかしてると思ったみたいだけどw
分かりやすかった。あいつは隠し事をする癖があるから。
そんなところも全部好きで付き合ったのだから。
全部。全部。思い出した。忘れててごめんね。ism。全ての記憶が思い出される。突然の情報に頭がパンクし眠りにつく。
やばいかも…そう思ったがただ身を任せるのみだった。
ふわぁ….。
どれくらい寝ていたんだろうか。時間を見ていなかったから分からない。
身体を起こして素足を床につける。
つめたッ…。ってあれ?
全部を思い出したからなのかなんなのか分からないが実体を得たようだ。通り抜けも浮くこともできない体。生きているみたいだった。けど体温だけが自分が生きていないと物語る。
mur帰ってこないし夜ご飯たーべよっと。
神は気まぐれである。実体をくれたことに感謝するがそれと同時にあと2日で終わらせないといけないのだと直感する。
「5日目 もっている記憶・恋人の記憶 覚悟」
すみません。かえりましたぁ。
と玄関をあける。
結局車中泊しないと帰れず一日記憶のない彼をおいていってしまった。どこかに行ってしまわないか。あくまで彼の中では僕は友人なのだから。
昨日かえれない連絡はしなかった。
幽霊だからものに触れないから。寂しそうな顔をするから。
足音が聞こえる。そんな幻を見るほど疲れてしまったのだろうか。
ism!!!!
そういって彼が飛び込んでくる。
突然の事で頭がショートする。
記憶戻ったの!そしたら触れるようになってさw
と笑う彼に
ほんとにあなたって人は…w
と笑う。笑えているだろうか。目の前が滲む。
帰ってこないときは連絡しろって何回もいったよな?
とデコピンすると
すみません… w電話とれないかなって。
と微笑む。冷たい体温が彼が人間ではないと物語る。しかしそんなの関係ない。
お風呂?ごはん?
と問われると
それでは汗だくなのでお風呂行きますね。
そういって風呂に向かう。
夢でもいいから。夢でもいいから。
お風呂あがりましたよ?
そういって彼は髪を拭きながら現れる。
もぉ!敬語はいやだっていってるでしょ?
と彼がいつも通り駄々をこねるが
くせなのでw
と苦笑いするしかない。
ご飯できてるよ?
と言われ
mmmさんも食べま…wいやなんでもな…w
彼が食べるはずないというのをやめる。
うん!俺も食べるよ?
と当たり前に答える。
一生懸命小さな口にいっぱいほおばる彼を見て
カシャっとスマホで写真を撮る。
はずかしいよ//
と照れる彼ににっこりと微笑む。
ごちそうさまでした。
ねぇ。mur。
小さな声で話しかける彼に
どうしました?
と優しく話返す。
その…//えっと..//寝室で待ってるから..///!!
そういってリビングを出ていく。
あぁwなるほど。
ベッドに行くと彼は服を脱ぎ捨てて毛布をかぶっている。
欲しがりさんですね。本当に。
違うもん…///。ismが欲求不満かなぁって?それに最後くらいさ?
と顔を出して答える
それなら出てきてください?
というと恥ずかしそうに出てくる。
部屋に甘いリップ音が響く。
頂きます。
ちゃんとあじわえよ?
ん…ふわぁ….腰いったい…ism?
隣を見るが彼はいない。
いつも通りか。
そう思いベッドから降り、近くにあった彼の上着を着てタバコ片手にベランダに向かう。
mur?
と不安げにとうと
あ?おきました?おはようございます。腰大丈夫ですか?
と心配している。彼のたばこの煙が2人を包む。
俺にも火ちょうだい?
とタバコを彼の方にむけると
はぁ。分かりましたよ。それ咥えててください?
という。
不思議そうにくわえる。
すると彼は自分の吸っていたタバコの火を移す。
ん!?///げほっげほっ
シガーキスですよ。
やっぱちがうタバコだとまずいですねwww
と笑って返される。
murぁぁ!///
と怒ると
mmmさんが死んだなんて信じられませんよ。現に触れているのに。
そういって指をからめる。
もしかしてあの日死のうとしてた?
そう問うと
少しどきっとして
まぁあなたがいない世界に意味はありませんから…
はぁ。そういうの禁止!
ちゃんとじじいになってから来いよ。
待っててやるから。
と少し寂しそうに笑う。
で…でも!?
それでは彼が1人になってしまう。
なに?10年も20年も生きてたら新しい女を作るつもり?俺は一途なのになぁ。それにカスのロメオ両方死んだら悲しむよ。みんな。
そんなことないですよ!?何年でも生きてやりますよ。
mmmさんの方が新しい彼氏を作るんじゃないですか?
と煽り返す。
一瞬の沈黙とともに笑いがあふれる。
はぁ… w安心したわ。じゃあ勝負な?
どっちの方が一途なのかw
もちろん受けてたちますよ。
負けたら「 」ね。
少し驚いたあとに
もちろんと微笑む。
彼はたばこの火を消すと「またね。」
そういって姿を消した。
そこには彼のタバコと壊れかけたスマホが残っている。
彼との一週間の写真は残っていない。消えたのではない。murしか映っていない。
壊れかけのスマホを開きLINEを見る。
そこには送られていない「愛してる」
という言葉がテキストに残っていた。
これじゃ…いきないといけなくなったじゃないですか…。
そういってmmmのタバコに火をつけ煙を吹く。
やっぱりまずいな…
「6日目 恋人との思い出」
「7日目 残されたメッセージと残された約束」
どこをどうやってるか分からなくなった。
雑すぎるw
まじな駄作。
おつ裏。
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