2.『印』
ある日突然現れた星型の痣
それはまるで僕は誰かの所有物だと言われているような気がした
晴明『消えないな…』
そう僕は呟いた
????『消したいのかい?』
そう懐かしいような声がした
晴明『誰ッ、』
そこに居たのは昔と同じ姿で将来を誓った人がいた
?????『忘れたのかい?僕は清明だよ』
晴明『清明さん?どうしてここに』
清明『それより、その印晴明は僕の物という印なのに、消したいのかい?』
晴明『だって、』
清明『晴明は…僕から離れるのかい?』
晴明『そうゆう訳では無いですけど、』
清明『じゃ、そのままでいいね』
晴明『僕、清明さんのこと沢山知りたいです。なので沢山教えてください!』
僕はその清明という男に興味を持った
何故僕の御先祖と同じ名前なのか
何故清明さんはあの18年前と一緒の姿なのか
色々な事を僕は聞きたいもっと知りたい
清明さんのこと
そう思って聞いた質問を笑いながら清明さんは答えた
清明『僕はあの森の守り神だよ、』
晴明『はい!』
清明『元は人間なんだ』
晴明『エッ、』
清明『教えられることはこれだけかな?』
晴明『人間から神様に?!』
清明『そんなに僕のことが気になるなら蘆屋道満に聞いてみて。すぐには答えてはくれないだろうが多少しつこく聞けばいけるから』
晴明『あの、蘆屋道満って誰の((
清明『僕はもう行かないと行けないからまたね、晴明』
晴明『待ってください!』
そう言って清明さんは姿を消した
初めて僕は好きな人が出来た
嬉しい
この恋はとても甘く、とても溶けやすい
そうこれはそんな僕の恋物語
コメント
6件
うっわ終わり方エモくてやばいです(?) むっっっちゃ最高です!!!!! ほんと、言葉で表せられないぐらい!! 続きたのしみにしています!(≧▽≦)