テラーノベル
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るぅと「もう、そんなにくっつかないで」
るぅと「くださいよぉ笑笑」
るぅと「そんなに怖いんですか?笑」
莉犬「怖いッ…!怖いのッ…!!ポロポロ」
るぅと「そうですか、?笑」
るぅと「そんなにくっつかれると、」
るぅと「ちょっと動きにくいんですけど笑」
莉犬「ダメ…?🥹ポロポロ」
るぅと「うぐっ、」
るぅと「仕方いないですねぇ、笑」
仕方ないじゃないか。
るぅとくんには、分からないかもしれないけれど、この館にはもう今は誰にも教えていない秘密があったはずだった。
そんな場所に、「怖くないですよ、?」なんて言われてうっかり入ることなんてあるだろうか。
いや、ない。
他の人だったらまだしも俺の場合は100%ないだろう。
るぅと「えっとぉ、まっすぐでしたっけ?笑」
莉犬「え、忘れたの、?」
るぅと「はい、笑笑笑」
莉犬「ちょ、え、?」
どうすればいいのだろうか。
こんな所まで来てしまえば、誰か来るかなんて時間の問題だ。
お兄ちゃん達がさすがに遅すぎると気づいてもしかしたら、捜索してくれる可能性だって0ではないが、あるとも限らない。
?「あの、」
莉犬「ビクッ、」
その声は少し遠くから聞こえた。
冷や汗がでた。
莉犬「はぁっ、はぁっ、はぁッ… 」
後ろを振り向くことが出来なかった。
るぅと「り、莉犬?大丈夫ですか、?」
?「大丈夫ですかー」
るぅと「わっ、」
るぅと「なんだ笑」
るぅと「この館の人じゃないですか笑」
莉犬「ひゅーッ…はぁッ…」
るぅと「ちょ、莉犬ッ…!」
るぅと「落ち着いてください!!」
るぅと「大丈夫ですからッ!!」
るぅとくん逃げて…。
君の後ろにいるのはここの館の人じゃない。
俺は置いていいから、、。
莉犬「るちゃッ…逃げッ…てッ…!!」
るぅと「な、なんでですか、?笑」
るぅと「誰から逃げれば…、ッ」
莉犬「俺ッ置いてってッ…!!」
るぅと「そ、そんなことッ…!」
るぅとくんも気づいたようだ。
その女の異様な奇妙さに。
その女は今の時代とはかけ離れた服装、ヘアセット、メイクをしていた。
るぅと「莉犬!後ろに乗って!!」
?「なんで逃げるんですか?」
るぅと「あっち行けッ…!!」
?「ふふ、何を言ってるのかしら笑」
るぅと「莉犬!走るからね!!」
莉犬「うんッ…ポロポロ」
?「ねぇ、なんで逃げるの…」
?「ねぇ、なんで?なんで?なんで?」
?「なんで?」
?「なんで?」
その女は不気味な笑みを浮かべて、全速力で走るるぅとくんを追いかけた。
莉犬「げほっ、…ひゅッ」
るぅと「莉犬!!大丈夫だからッ…」
?「ねぇ、どうして? 」
?「どうして私から逃げるの、、?」
?「あははっッ…!」
?「ここまで来たあんた達が悪いのよ…?」
?「私は何も悪くないわ笑」
?「さっさと諦めて、ここでタヒになッ…!!」
あー。思い出した。
この館の秘密を。
今から100年以上前のこと。
恵美子という女がいたそうだ。
その女は、小さきときに貧しい家庭で生まれ大きくなるとべっぴんだと有名になり、お金を持っていた家族に買われたそうだった。
恵美子は、15歳の時に結婚した。
とても、裕福な家庭だったそうだ。
夫は、優しく堅実で。
子供が生まれても、決して妻のことを忘れずに子供の面倒を見ていたそうだ。
だがしかし、ある時夫は自〇したそうだ。
自〇の名所である、川でタヒんだそうだ。
その姿は、とても醜く。
到底、自〇したようには見えないものだったそうだ。
警察は、仕事現場。友人関係。交友関係。
全てを洗いざらい調べたそうだ。
しかし、原因となるものは見つからなかった。
その時、警察はまっさきにうがったのが恵美子さんだったという。
恵美子さんは「私は何もしていない。」の一点張りで、警察からは信用されなかったそうだ。
そして、警察は逮捕しようと恵美子の家に向かったそうだ。
しかし、恵美子は家にいなかったそうだ。
警察は確実に捕まえるために恵美子の家に1晩泊まることにした。
子供がいた。もう少しで6歳になる子供だった。
警察がいることに子供は戸惑った。
子供「ねぇ、お母さんは?」
子供「お母さんはどこ?」
警察「お母さんは、どこかに行ったよ。」
子供「あなたは誰?」
警察「お母さんを捕まえる人だ。」
子供「そうなんだ。」
子供「お母さん悪い人?」
警察「そうだ。悪い人だ。」
子供「そうなんだ。」
その子供は不気味な笑みを浮かべたらしい。
そんなことに、心配することもなく警察は寝床に入ったという。
次の日、警察は自分の元の場所に戻ることはなかったのだ。
何かあったのではと疑った警察3人が恵美子の家を訪ねた。
家からは、血の匂いがした。
家に恵美子さんはまだ居なかった。
何やら音がする部屋に入ると、子供が警察の体を楽しそうにバラバラにしていたそうだ。
それを見た警察は、一目散にその子供を捕まえたそうだ。
やがて、その子供は〇人の罪で〇された。
周囲の人は、〇人鬼の集まりだと避難した。
そして、次の日3人の警察を見ることはなかった。
母親が。恵美子が。〇したそうだ。
あの子供と同じように。不気味な笑みで。
莉犬「はぁっ、ポロポロ」
るぅと「莉犬!寝ちゃダメッ…!!」
るぅと「起きてッ…!起きててッ…!!」
恵美子「逃げるな、逃げるな、」
恵美子「子供を〇したのは、お前か?」
恵美子「次はお前の番だ…」
恵美子「子供を〇した者など許さない」
恵美子「逃げるな」
恵美子「ここでタヒぬんだ」
恵美子「お前が生きているなんて許さない」
その言葉は俺の心を掻き乱した。
コメント
8件
続き楽しみにしてます
あわわわわ💦どうなるんだろう? 続き待ってます!!
とっても面白い展開になってて最高です…っ!! すぅ…好きですっっ!!!!w 続き楽しみに待ってます!