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相手は松田からだった
『もしもし』
「萩!!!よかった…」
『ごめん、心配かけて…』
「本当に…よかった…俺、お前があの爆発に
巻き込まれたと、思って…」
その声は電話越しだが微かに震えていた、
そんな松田に俺は
『もしかして陣平ちゃん俺が死にそうで
泣きそうだった~?
まったく陣平ちゃんたら、 かわいいね~』
「はぁ?泣きそうになってねぇーし!」
『またまた~陣平ちゃん
今、ち ょっと泣いてるでしょ?』
「泣いてなんかねぇーし…。
萩、後で 覚えてろ!」
そう言うと電話がきれた
『陣平ちゃんたらさみしがり屋さんだな~
それにしても…』
あの時あの子について行ってなかったら
俺は間違いな死んでいただろう…
松田を一人にしてただろうな…
その子が家に帰ろうとするものだから
反射的に手をつかんじゃったよ…
どうやら早く帰りたいらしい…
俺は笑顔で待ってくれるように頼んだら
黙って、まってくれた…でも電話がかかった
みたいで手を離す
どうやら電話の相手は琥珀?という
子のようだ…。
電話が終わるとその子はいきなり
走り出した しまった!っと思ったの も
つかの間で 追いかけたがその子を見失ってしまい 俺は唖然とその場を
立ち尽くしていると