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5分の1でも。

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5分の1でも。

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2023年10月03日

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※桃さん愛され要素あり




「welcome to the Naiko houseーーー!!!」

「うぉっ、まろか。いらっしゃい。」

「反応薄いよ、ないこたん。」

連絡の一つもよこさず、ないこハウスに突撃すればさらっと迎え入れてくれたないこ。

ないこのちょっとしたツッコミを聞けないことに少し寂しさを覚えながら、家の中へと足を踏み入れる。

3年も付き合ってたら慣れちゃうんだよ、なんて言いながらケラケラ笑うないこ。

もう3年かぁ……

長かったようで、短かったようで……

「出会った頃はこんな感じじゃなかったのになぁ、まろは頼れるお兄さんだったのに、w」

「今でも頼れるだろーが!」

「まあまあw」

ないこは、よく笑うようになった気がする。

元から楽しいこと大好きで、笑うタイプではあったけど、悩んでるようなことが多かったと思う。

当時は伸び悩みとか、仕事との両立があったし。

忙しいのは今と変わらないが、今の方が断然楽しそうだ。

「やっぱ、ないこは笑ってる顔が一番やな。」

「な、なに急に!?//まさかもうアルコール入ってる?」

ないこは相変わらず褒められ慣れてないらしく、整った顔を赤くさせている。

ほんま、かわええなぁ。って。

3年間続けてきた片想い。

気付けば相方以上の感情を抱いていた。

この節目の年に、想いを告げようと思う。

そう思っているのはアイツらもきっと同じで。

それなら、誰かに先を越されるより前に。最初に、この想いを伝えたい。

俺が、一番最初にないこ出会ったみたいに。

確率が5分の1だったとしても、伝えたかった。

「ないこ、」

「ん?何?」


「好き」




※一応カウントダウン的なやつで、6人分書く予定です。予定です。

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