テラーノベル
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向井の家。
待っている。
渡辺が帰って来るのを。
今日は舞台の千穐楽。
仲間たちと、打ち上げしてるかもしれない。
向井は、晩ご飯は作らず待っている。
何時に帰って来るか分からない。
向井ーよう頑張ったな。
ここにいない恋人に労りの言葉を呟く。
「RAYS」を聴きながら、ソファに寝転がっている。
ツアーのリハもしながらの舞台。
この間、サウナに行った。
気持ち良さそうだった。
今日、帰って来たら、マッサージでもしてやろう。
向井ー連絡くれるんかいな?
鳴らない携帯を眺めながら、ただ渡辺を待つ。
いつの間にか、眠っている。
何かが顔にかかる。
それが手で、渡辺の手だと気付くのに時間がかかる。
向井ーん?あれ?翔太くん?
渡辺ーただいま。
向井ーおかえり、お疲れ様。
渡辺ーん。
向井はう〜んと伸びをして、起き上がり、コーヒーを淹れに行った。
渡辺はソファにドカリと座り、ふ〜っと息を吐いた。
向井ーコーヒー飲むか?
渡辺ーん。
向井ー身体ガチガチやろ?マッサージしよか?
渡辺ー頼める?
向井ーコーヒー飲んだらしたるわ。
渡辺ーん。
寝室に移動して、ベッドに伸びる渡辺。
肩から背中から腰へと、押しさすり、マッサージしていく。
向井ー凝ってますね〜お客さん。
渡辺ーん〜。
向井ーよう頑張ったな。
渡辺ー楽しかった。
向井ー良かった。
いつの間にか、渡辺は眠ってしまった。
向井はホットタオルを首に乗せ、足をマッサージする。
寝てるけど、ん〜と言っている。
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