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頭がこんがらがるわ。
らっだぁ「…」
虚ろな目でどこかを見ている。
ナカム「らっだぁさん!」
そう言い、前に1歩踏み出した所でらっだぁが攻撃する。
しかし、特定の距離を取れば攻撃してこなくなった。
タッタッタッ
遠くから走ってくる声が聞こえる
遠くから黄色のパーカーを来た人をスマイルが連れてきてる
スマイル「連れてきましたよ!」
そう言い、手を振る。
きょー「…どう言う状態や…」
先程帰ってきたきょー達はその光景に理解ができなかった。
ぐちつぼ「お!ちゃんと連れてきてくれましたか!」
スマイルを見たぐちつぼは暗かった表情が明るくなった
そして、スマイルが連れてきた彼こそが…
ぺいんと「えッ?!なにこれ?」
ぺいんとだ。
ぐちつぼ「お前の能力でらっだぁに声を聞かせろ!」
ぺいんとを見るなり、そう叫んだ。
意味もわからないまま、言われる通りに能力を発動する。
ぺいんと「らっだぁ!!」
叫んだ瞬間、らっだぁの目に光が入った気がした。
……あれ。いしきが
とおく…
次の瞬間、目を開けた時にはもうさっきまでの景色ではなかった。
この景色は見た事ある。だけど、
ぺいんと「少し…違う?」
ここは美術館なのは間違いない。しかし、どうにも少し違うように感じる。
ここは清潔感があって、広い。
前の場所は、血溜まりで、一本道。
その違和感に立ち止まっていると、1つの額縁がぺいんとを見つめるかのように見る。
ぺいんと「…なに?!怖いんですけど!?」
すると、ぺいんとを歓迎するかのように物が動き出す。
ぺいんと「ええ??」
額縁、マグカップ、花にお菓子。
全てがぺいんとの前に置かれ、ぺいんとも気づいた頃には椅子に座っていた。
折角なので少しだけお菓子を食べながら周りを見渡す。
大きな空間で、そこは青がとても似合う。
そんな綺麗な空間とは裏腹に、ひび割れている場所が多く、目立っている。
ぺいんと「…絵画も違うよね。」
絵画は前の荒く書かれてる物よりより、空白が多い。
スッ…
気づけば、その絵画に触れようとした。
しかし、絵画は触れようとした瞬間、逃げるかのように遠ざかる。
ぺいんと「あ、ごめん…?」
絵画はぺいんとの手が離れた時にさっきまでの位置に戻る。
そして、少し時間が経ち絵画が集まり話している。
自分には何も言って居ないように聞こえるのは気のせいだろう。
何かを決心したのか、ぺいんとに近づく。
その距離は手を伸ばせば届く距離だった。
ぺいんと「…いいの?」
その言葉に反応は無い。
しかし、逃げないのはそういう事だろう。
そっと手を添える。
それは、らっだぁと成瀬が出会う話だ。