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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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さて私は今どこにいるでしょうか〜?!





正解は〜




「なんで手前がここにいんだよ…」




ポートマフィア本部でした(笑えない)







遡ること数十分前…





「おはようございまーす」


「あ!羅紫さん!おはようございます!そうそう、今朝イーハトーヴォ村から電報が来て飼っている牛が赤ちゃんを産みました!」



牛って、この前話してた蘭子のことかな?やっっと…嬉しい!!




「え?!ほんと?!賢治くん、今度お祝いの草でもそっちの村に送るよ!」


「わあ!ありがとうございます!」


「じゃあ早速下見をしてくるから国木田くんあとは宜しく〜」



グッジョブ賢治くん。



「出社1分でサボる奴がおるかっっ!!っておい!戻ってこい!羅紫!!!!」








「、と言う経緯でここに来ました。」


「手前莫迦か?」




ここ には 草は ないようだ!!



▶︎遊んで帰る

帰る

中也と戦う



遊んで帰る を 選択した!!





「ね〜えちゅーや〜なんかいい拷問相手捕まえてなぁ〜い?治と同じくらい高確率で吐かせることできるよ〜?」


「手前探偵社じゃねェのかよ…マア、いない事はないがな。」


「本当?!やらせて!!」


「応…(まあできねえだろうがな)」






「なんで治がここにいんの…」


「それは私のセリフだよ…」



なんでマフィアの拷問部屋に鎖で繋がれた治がいんの………

えそういう性癖なのか?中也は?


「若しや中也は…治とそう言うプレ((だぁっってろ!!!…はいはい…」


そう言うプレイではないのならさっき言っていた拷問相手は治なのか?


「中也、拷問相手って、治のこと?」


「ハッ、やっと気づいたかよ。」


「あれま…捕まってんの?ウケる。」


「不味いねえ…流石の私でも羅紫の方向音痴は予想していなかったよ…」


「んだとゴラ」



まあでも治も無策で捕まるはずがないし、中也や森さんになんか伝える、若しくは脅すために来たんでしょ…だってすでにピンセットで手枷外されてるもん…


そう考えていると唐突に中也が治の鎖を蹴りで破壊した。



「うおっ…莫迦力だなぁ…」


「俺と戦え、太宰。俺の異能は手前の異能で消されちまうが単純な身体能力は俺の方が上なんだよ!!」



中也が治を蹴る。堪らず治は壁にヒビをいれながらぶつかる。



「うわー中也弱いものいじめだー」


「言ってろ。手前には昔の借りがあるからなァ…」


「ふふっ…」



不敵に治が笑う。



「何笑ってやがる!」



またもや中也が弾丸のような拳を繰り出す。が治はすんでのところでかわす。



「中也は私を殺せない。」


「ああ?」


「一ついいことを教えてあげよう。近いうちに五大幹部会が開かれる。」


「!へぇ…あの数年に一度のがねぇ…で、治、それだけじゃないんでしょ。?」


「嗚呼。私を殺すと今までのマフィアの犯罪の証拠が流れるようになっている。別に私を殺しても構わないが、次に死ぬのは私を殺した中也だろうねぇ…。と言うか中也に殺されるなんてこの世で一番の不幸だ。私は!美女と!心中したい!」


「…チッ…その姑息さは相変わらずかよ…今度自殺願望の美女でも紹介してやるよ。」



さっきまで治に向けていたナイフを下ろし、嫌味な言葉を吐く中也。



「それは本当かい!中也、君実は良い人…?」


「バァカ、早く死ねって意味だよ!…と言うか羅紫、手前は何寛いでんだよ…」



拷問部屋から続く階段に座り、ぼーっと治の意図を考えているとそう話しかけられた。



「だってなんか2人の空間が生まれてたんだもん…折角久しぶりに三天黒が揃ったのにねえ。」


「ああ、なんかそう呼ばれてた時代もあったねぇ…あの時の羅紫はかわいかったよ?心中するのが惜しいくらいには。」



また…コイツ!可愛いってすぐ言う!



「なっ…さりげなく可愛いとか言わないでよ…」


「「(おお?照れた?)」」



こちとら婚期を逃しそうな20歳なんだぞ…可愛いって目が腐ってると思う。



「…莫迦。帰る!」


「手前のその照れやすさが俺は好きだぜ?可愛いじゃねェか。」



帰ろうと踵を返した私を引き留めて耳元で囁く中也。



「あー!!もう!中也まで私を揶揄う!ほんとに2人揃うと私を揶揄うことしかしないね?!」



「「揶揄ってるつもりはない。」」



「えぇ…」



急に真剣な顔で言われ顔にまた熱が集まる。



「ああ!もう帰る!じゃあね!」












これ以上は(照れで)死んでしまう!


文豪ストレイドックス 恋愛怪奇譚

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