私は、1人で居るのが怖かった
ただただ怖かった
また虐められるかもって思うと怖くてたまらない
きっかけは小さな事だった
少し廊下で肩がぶつかっただけ
すぐに謝ったよ
すると、相手はニコニコしながら言った
「こちらこそごめんね!
大丈夫だった?」
ただの優しい子なんだなと思った
歩き出そうとしたときパッと振り返った
その時のあの子の顔は今でも覚えている
大きな目が細く、口角は上がり
天使のような顔が悪魔のようになっていた
恐ろしくなり早歩きで教室に入り
席に座った
その場からしばらく動けなくなり
冷や汗が止まらなくなった
その頃の私は、中学生で新しい学年になったばかりだった
それから、その事が頭から離れなくなっていた
次の日、上靴の中にゴミが詰められていた
机には、落書き
ノートは、ビリビリに破かれていた
最初は、何が起きたか分からず
取り敢えず席に座った
周りからは、ヒソヒソと聞こえる喋り声
嘘ばかりの私の噂話
すぐに虐められているのだと分かった
時々学校を休んでいた
親には、迷惑はかけたくない
大事にしたくなかったから
誰にも話さなかった
そこから、卒業まで続き
嘘の噂話を流した人や
虐めを始めた人
誰かも分からず卒業式を迎えた
式が終わったあと、1人教室に戻ったとき
天使のような子が現れた
私を、見た瞬間ニコッと口角を上げて言った
「一度も同じクラスにならなかったけど
確か◯◯さんだよね?
私、友達に◯◯さんがずっと虐めにあってるって
聞いて、ずっと気になってたんだ
辛かったよね、助けてあげられなくてごめんね、、?」
彼女は、涙を流した
私は、こんなにも綺麗な人が居るのかと疑った
まるで、本物の天使なのかと思った
その瞬間、ずっと我慢してた涙が溢れだした
すると彼女は、私をそっと抱きしめた
しばらく私は泣き続けていた
2人で廊下を歩き始めた
雑談をしながら笑いあっていた
その時彼女が
「昔この廊下でぶつかったことがあったよね?」
その一言で私はその時のことをハッキリと思い出した
震えが止まらない
あの時の恐ろしい記憶が今でもよみがえってくる
彼女は、悪魔のような顔をしながら言った
「3年間虐められて辛かった?辛かったよね?
私がずッーと ずッーーと!虐めてあげてたんだよ?
もしかして、気づかなかったのかなぁ??
____ ?
___?! ____〜___」
その後も彼女は、奇妙な笑い声をあげながら
話し続けていた
どうやら私が、1人でいることを利用していたらしい
彼女は、表では天使 裏では悪魔のような性格により
表の顔で手下を作り
裏の顔では手下を使って
虐めをずっとしてきていたようだ
少し肩がぶつかっただけ
1人でいただけ
という理由で虐められていたらしい
そこから私は、
今でもあまり人混みの中にいかないようにし
ぶつからないようにしたり
1人でいる時間をなくすようにしている
けれど一緒に居た人達は、何故か私のもとから
離れて行く
あと何人 あと何人
一緒に居る人を探せばいいの??
毎日を苦しみながら生きてるの
私を ッ誰か助けて 、
―終―






