自分は愚かな人間だと思う。
今こう書いている時点で頭が悪いのは一目瞭然、その上遅刻癖など、人間性に欠けるところが極めて多い。
しかし、こんな私は可哀想なことに、十三を過ぎるあたりまで自分を愚かと思わなかった。
今でも、あの頃は天才だったかもしれない、と思うことがある。それほどの劣化を感じる。良くも悪くも私は変わったのだ。今更昔を妬んだところで戻れない。分かっている。だが、今は本当に正しい道を歩んでいる自信がないのだ。
先程から被害者のように述べているが、実際は加害者である。周りに害を与えた。
自分は本当に性格が悪い。これほどの者が近くにいたら耐えられないだろう。だから周りから人が消えていくのだらう。分かっている。だがなおせない。いや、なおさないのだ。なおそうという気持ちはあるのに。自覚しているのに。
私は可哀想な人と訴えているかのように連ねているが、先程も同じ事を言ったが。本当に私は周りに失礼なことをした。償おうに償えないことをした。だが、重い罰を受けたくはない。痛い思いはしたくない。本当に愚かだ。
劣等感。誰もが一度は体験したことのある感情ではないだろうか。私ももちろん体験したことがあるが、人によってはかなり辛いものだろう。
負けず嫌いが発生して全力で取り組む者もいれば、しばらく落ち込み立ち直れない者、自分を追い詰めてしまう者、様々あるだろう。
私は基本的に落ち込む者である。仕方ないと言ってしまえば済まされるのであろうが、自分に厳しいものはそれで終わりにしないだろう。私は自分に甘い、かなり甘いが、それで終わらせてしまえば成長できないことは分かっている。だが落ち込むばかりで何もしない。ネガティヴに落ちるのみ。これもまた愚かである。
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