テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

自分は愚かな人間だと思う。

今こう書いている時点で頭が悪いのは一目瞭然、その上遅刻癖など、人間性に欠けるところが極めて多い。

しかし、こんな私は可哀想なことに、十三を過ぎるあたりまで自分を愚かと思わなかった。

今でも、あの頃は天才だったかもしれない、と思うことがある。それほどの劣化を感じる。良くも悪くも私は変わったのだ。今更昔を妬んだところで戻れない。分かっている。だが、今は本当に正しい道を歩んでいる自信がないのだ。

先程から被害者のように述べているが、実際は加害者である。周りに害を与えた。

自分は本当に性格が悪い。これほどの者が近くにいたら耐えられないだろう。だから周りから人が消えていくのだらう。分かっている。だがなおせない。いや、なおさないのだ。なおそうという気持ちはあるのに。自覚しているのに。

私は可哀想な人と訴えているかのように連ねているが、先程も同じ事を言ったが。本当に私は周りに失礼なことをした。償おうに償えないことをした。だが、重い罰を受けたくはない。痛い思いはしたくない。本当に愚かだ。

劣等感。誰もが一度は体験したことのある感情ではないだろうか。私ももちろん体験したことがあるが、人によってはかなり辛いものだろう。

負けず嫌いが発生して全力で取り組む者もいれば、しばらく落ち込み立ち直れない者、自分を追い詰めてしまう者、様々あるだろう。

私は基本的に落ち込む者である。仕方ないと言ってしまえば済まされるのであろうが、自分に厳しいものはそれで終わりにしないだろう。私は自分に甘い、かなり甘いが、それで終わらせてしまえば成長できないことは分かっている。だが落ち込むばかりで何もしない。ネガティヴに落ちるのみ。これもまた愚かである。


愚かな人生を生きる

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚