テラーノベル
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ある日
マンションが一緒の人は言いました。
nrs「じゃあさ、ドライブ行かない?」
「…え??」
“え??”すぎない?
いきなりなんだよなぁ。
nrs「なにその反応、いや?」
「いやじゃ、ないです」
nrs「じゃあ、おいで。」
「はい」
nrs「ほら、乗りなよ」
そっとドアを開けてくれる。
「ありがとうございます」
nrs「どこ行く?」
「えっと」
nrs「あ、近場がいい?」
「はい」
nrs「じゃあ、港区まで行くか」
「はい」
nrs「はいしか言ってなくね?別にいいけど」
「なんで、ドライブに?」
nrs「気分転換かな」
「そうですか」
nrs「折り返す?」
「あ、お願いします」
nrs「ごめんね、連れ回しちゃって」
と言いながら、ドアを開けて待っててくれる
「いえいえ」
nrs「それじゃ、寝るんだよ」
「はーい。」
やっぱり、いい人
ーーーー!
コメント
1件
読み終えました……4話、すごく好きな空気感でした。 「いい人」ってタイトルがもう効いてますよね。優しくドアを開けてくれたり、「連れ回しちゃってごめんね」って謝ってくれたりするから、確かにいい人なんだけど——なんか、うまく言えないけど、この優しさの奥にゾワッとするものがあるというか。読んでるこっちが「はい」しか言えなくなる気持ち、すごくわかります。 sasadaさんの描く「空気の間」がすごく好きです。続き、気になります……