テラーノベル
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side涼架
今日は3人でゆっくりお家でお休みの日。
みんなで二度寝をして、少しだけ豪華な朝ごはんを食べて。
僕たちは朝から幸せな気分に包まれていた。
3人ソファでごろごろしていると、元貴がふと口を開く。
大森「ねー、映画見たくなぁい?」
藤澤、若井「見たぁーい!」
大森「せっかくのオフなんだし、話題のやつたくさん見ちゃおーぜ!」
藤澤、若井「さんせー!」
僕たちは映画を見るにあたって、大事なものが足りないことに気付く。
藤澤「映画のお供にするお菓子あったっけ、」
大森「あ、」
若井「俺見てくる!」
若井が探すためにキッチンに向かう。
若井「んー、ないなぁ…」
大森「まじかぁ、」
どうしよう、映画観るならお菓子とジュースはセットなのに…!
若井「んー、じゃあ俺買ってくるよ!ちょうど買いたいものもあったし」
藤澤「いいの!ありがとう!」
若井のこのさり気ない優しさが素敵だなっていつも思う。
大森「ありがと!」
若井「なんかテキトーに買ってくるね!」
若井はいってきまーす!と元気よく買いに行った。
残された2人で少しお話しして、それぞれぐだぐだしていると、元貴が何かを考えるような表情をして固まった。
藤澤「元貴、どうしたの?」
大森「あ、いや、なんでも、!」
元貴は何かを答えないまま、少し慌てた様子で自分の部屋に戻ってしまった。
急にどうしたんだろ?
あと何か…いや、気のせいか…
…
若井「ただいまー」
藤澤「あっ、若井!おかえりー!」
大森「おかえりー!」
バタバタと部屋から元貴が出てくる。
大森「暑かったでしょ?俺、飲み物とか用意するから若井休んでていいよ!」
若井「元貴がそんなこと言ってくれるなんて珍しい…」
たしかに、珍しい…
大森「そんなことないよ!俺をなんだと思ってんのさ!とりあえず座って座って!」
若井「あ、ありがと、」
なんかテンション高いなぁ…笑
いそいそとキッチンで動き回っている。
大森「よしっ、持ってくよー」
サイドテーブルにジュースやたくさんのお菓子を並べていく。
大森「んしょっ、と…それじゃ、見よっか!何にするー?」
元貴は若井の上に乗りながらリモコンを操作する。
若井「ホラー系先見た方がいいんじゃない?夜に見ると元貴1人でトイレ行けなくなるし。」
藤澤「そうだね!」
大森「はぁぁ?別に夜に見てもトイレぐらい一人で行けるしっ」
若井「うそつけ。」
たしかにいつも僕たちのどっちかがついて行かなきゃいけないもんねぇ〜
大森「とっ、とりあえずこれにしよ!」
そう言って元貴が選んだのはあんまり怖くなさそうなやつ。
若井「いや、こっちの方がいいんじゃない?」
若井は元貴が持ってるリモコンを勝手に操作して怖そうなやつに変える。
なんか手繋いでるみたい…と少し嫉妬。
藤澤「これにしよ!」
2人の手を包むようにして決定ボタンを押す。
これで2人と手繋げたっ!
大森「えぇ…」
…
『きゃあ!助けて!』
ビクッ
元貴は怖いものや、悲鳴が上がる度に体を震わせていて、もう涙目になっている。
でもそれはいつもの事だから僕は気にしていなかったんだけど、今日は元貴が動く度に若井も体を震わせて涙目になっている。
心做しか顔が赤いし、息も荒い…?
藤澤「若井どうしたの?体調悪い、?」
隣に座っている若井の耳に顔を寄せ尋ねる。
ビクッ
え?なんで今…
若井「だ、だいじょぶ…だから…」
藤澤「そっか…それならいいんだけど…」
心配だなぁ…
その後もずっと同じ調子だった。
すると突然若井が声を上げる。
若井「まっ、元貴動かないで…っ!」
藤澤「え?」
ビクビクっ
ぎゅっと目を閉じて、一際大きく体を震わせたあと、肩で息をしている。
今、イった…?
どうして?いつもは元貴が上に乗っててもそんなことないのに…。
藤澤「若井大丈夫?ちょっとこっちおいで?」
元貴に少し横にズレてもらい、若井を寝室に連れていく。
ベッドに座らせたあと、熱が無いか確認する。
おでこに手を当てると、若井から小さく喘ぎが漏れる。
藤澤「今日めっちゃ感度高いね、どしたの?」
若井「わかんな、い…」
藤澤「何か特別なもの食べたりした?」
若井「してなぃ…」
全く心当たりはないようだった。
……
side滉斗
若井「ただいまー」
藤澤「あっ、若井!おかえりー!」
大森「おかえりー!」
買い物から帰るとバタバタと部屋から元貴が出てくる。
大森「暑かったでしょ?俺、飲み物とか用意するから若井休んでていいよ!」
元貴がそんなことを言いながら俺から荷物を奪い、いそいそとキッチンへ向かう。
えぇ、?
若井「元貴がそんなこと言ってくれるなんて珍しい…」
大森「そんなことないよ!俺をなんだと思ってんのさ!とりあえず座って座って!」
若井「あ、ありがと、」
言われた通り涼ちゃんの横に座って待っていると、たくさんのお菓子とジュースを運んでくる。
大森「んしょっ、と…それじゃ、見よっか!何にするー?」
リモコンを操作しながら膝の上に乗ってくる。
元貴が上に乗ってくるのはとても可愛くて、俺はすごく好き。
藤澤「これにしよ!」
ホラー系の映画を見始めると、元貴はいつも通りビクビク体を震わせて涙目になってる。
あれ、なんか身体あつい…
しばらくそのままでいると、身体の中で渦巻く熱が下半身に集中していくのがわかる。
なんで…どうしよう、元貴にバレてないかな…
だんだんと感度が良くなってきて、元貴が体を震わせる度にそれを快感と捉えてしまう。
っだめ、動かないで、おねがい…
必死に声は出さないように努めるが、快感の度に身体が跳ねてしまうのは止められない。
藤澤「若井どうしたの?体調悪い、?」
隣に座っている涼ちゃんが、心配して声をかけてくれる。
でも今はその声にさえも感じてしまう。
若井「だ、だいじょぶ…だから…」
藤澤「そっか…それならいいんだけど…」
元貴の振動でイきそう、だなんて言えない。
てもももうほんとにやばい、結構限界。
しばらく映画に集中しようと試みたものの、意識はどうしてもそちらに向いてしまう。
もうだめ…!
若井「まっ、元貴動かないで…っ!」
藤澤「え?」
ビクビクっ
イっちゃった…
服を着たまま出してしまったため、パンツの中がぐちょぐちょで気持ち悪い。
藤澤「若井大丈夫?ちょっとこっちおいで?」
涼ちゃんが心配しながら寝室に連れて行ってくれる。
なんでこんなことに…
熱がないか確認するためにおでこに手を当てられただけでも感じて声が漏れてしまう。
藤澤「今日めっちゃ感度高いね、どしたの?」
若井「わかんな、い…」
藤澤「何か特別なもの食べたりした?」
若井「してなぃ…」
ほんとに、なんでなの…?
気持ちよくなりたい…。
涼ちゃん、襲ってくれないかな…
ツヅキアルヨ。
キョウノヨルダスヨ。
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