「なぁ、、?らんって櫻木 いるまと仲良いよな、?」
桃「え?うんっ!だって双子だしね、!笑」
「でもさ、彼奴なんか嫌な感じだよな。」
桃「…そうかな?」
「そうだよ、!普段は勿論だけど、らんと居る時の雰囲気…、なんかやばいもん。」
桃「う〜ん、…そうなのかな、?全然分かんないやぁ、。あれが普段のいるまだと思うけどね。」
「…そうか、。ごめんな、双子の兄のこと悪く言って。」
桃「んーんっ、!笑」
なんなの。
俺といるまのことなーんも知らない癖に。
いるまの優しいとこ…皆に知って欲しいのに。そうしたら、いるまはもっと俺のこと好いてくれるかなぁ、。
いるまが足りない…。
苦いよ。痛いよ。辛いよ。
いるま…っ、いるまっ!
ばたんっ ( ドア 開
桃「いるまっ!!!」
茈「…らん?」
茈「もうすぐ授業、始まるぞ、?」
桃「いーのっ!いるまがここに居る気がしたもん!!!双子パワーで!」
茈「…そうかよ笑。すげぇな、」
桃「えへへっ!でしょ?」
桃「いるまは毎回、ここ来てるの、?」
茈「ん〜、まぁたまにって感じ。」
桃「ここ、空良く見えるし…もう俺も授業さぼろっかな!」
茈「らんは馬鹿なんだから勉強しねぇとだぞ、笑。」
桃「なっ、!ちょっと英語があれなだけだし!!!」
茈「parisをパリs」
桃「わー!!!!!!!」
桃「いるまが俺の事いじめる…っ。」
茈「悪い、笑。今度教えてやるから、な?」
桃「ほんと?」
茈「ほんと。」
桃「約束だからね…?」
茈「あぁ。笑」
キーン コーン カーン コーン
桃「…あ。」
茈「しゃーねぇな。今日だけサボれば?」
桃「良いの!?嬉しい!!!」
桃「じゃあいっぱい話そっ!!!( 微 笑」
茈「ん、笑」
茈dis
らんは俺と話せると嬉しそうにする。
らんは俺と居ると落ち着く。
らんは俺が他の人と話したら”嫉妬”する。
らんは俺が居るから生きられる。
全部全部。
今までずーっと俺がらんの傍に居たから。
双子だから。血が繋がっているから。
両親が死んだから。頼れる人が居ないから。
らんは俺のことが好き。
でも俺はらんを”愛してる”。
らんは自分の世界しか見えていない。
自分の愛が一番大きいと思っている。
俺が甘く、優しい人だと思っている。
自分の尺で俺を測る。
俺の愛はらんの尺では測れない。
らんがもっと世界を広げて見たら分かることなのに。
らんってほんと馬鹿、笑
桃dis
俺は時々、呼吸の仕方を忘れてしまう。
それは大抵いるまが居ない時。
小さい頃からずっといるまがお世話してくれた。話を聞いてくれて、優しく触れてくれる。
そんないるまが俺は大好き。
俺の一番はいるま。
それ以外の人は見えなくなった。
見ようとしても、全員顔にモザイクがかかってて…気持ち悪いから。
ねぇ。
お母さん、。お父さん。
俺の身体、変になっちゃってるみたいなの。
…治せる、?昔みたいに!
がちゃ
桃「あれ、…いるま?」
居ない、、? なんで…!!
いつもの時間に居るのに、!!!
ねぇ、!
俺授業頑張ったんだよ?、いるまは居なかったけど、。
桃「ひゅ、。はッ、、っ。ふ、ぅ!」
膝の力が抜ける。
立ってられない…、。
頭が痛い。首ら辺が苦しい。
痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!
その時、誰かが俺の頬に触れた。
桃「…い、るま…、?」
茈「…ごめん。らん、待たせて」
その人の声を聞いた時、全身の臓器と器官が動き始めた気がした。
桃「いるま…いるま…!!!」
ぎゅっ ( 抱 締
茈「俺が居ないと苦しかったか、?」
桃「ぅん、!!そうなの…! ( 頷 」
茈「そ、笑 ( 頭 撫 」
桃「お願いいるま…、今すごく苦いの、。」
「だから…俺を満たして?」
ちゅ
桃「ん…っ、。ふ、ぁ…、」
がりっ
桃「!」
茈「俺とらんの証だよ、笑。甘くなったか?」
桃「…ぅん、!今すっごく甘い、。!」
やっぱりいるましか居ない。
俺を苦しめられるのも、慰められるのも。
コメント
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主様お疲れ様です✨️💜🩷尊すぎます✨️可愛いすぎます✨️続き楽しみです✨️無理しない程度に投稿頑張ってください