コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ある初夏。
「最近暑くね…?せっかくの黄色い髪が燃えちゃいそうだよ……」
「しょーがねーだろ。地球温暖化が進んでんだから」
「そんぐらい知ってるよ!!あーあ早く冬こねーかなぁ」
「どうせあれだろ? 冬来たら夏が来るのを待つんだろ」
「誰だってそうだろ…ないものねだりってやつ? 」
「…人間って強欲だよな」
「今ある幸せに気づきもしないで、新しいものを欲張る。…お前もそーなるなよ」
「なるわけねーだろ!!俺はらだがいればじゅーぶんだ!今凄い幸せだからな!」
「……笑」
「!今バカにしただろ!!」
「してねーよ笑」
「ただその言葉…大人になっても、死んでも覚えて置くからな」
「責任とれよ」
「……? おう!任せとけ!!(?)」
「頼もしいな…笑 信用してるからな」
「……………だして」
「いやだ」
「なんで」
「お前が言ったんだぞ 俺さえいればじゅーぶんだって」
「…なんの事?」
「俺は責任とれよって言ったぞ?そしたら任せとけって言ったのはどこのどいつだぁ?」
「……! それは…昔の話じゃん」
「いや言った。大人になっても覚えとくって
死んでも覚えとくって」
「それで先に約束破ったのはお前だろ」
「約束って…そんなのしてない」
「俺にはそう聞こえた」
「だからこーした」
「監禁罪…」
「ならない。これは同棲だ」
「……狂ってるよお前は」
「そうさせたのはお前だろ?ちゃんと責任とってくれるんだろ」
「死ぬまで一緒にいよーな」
「………」
「お前との将来どーなるだろうな きっと幸せだろう」
「…幸せなんかなれないよッ」
「愛してるよ。ぺいんと」