この作品はいかがでしたか?
0
この作品はいかがでしたか?
0
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー竜継side
それから一週間も経たないうちにてぬーの陣痛が来た。主治医にとっても予想外だったことらしく、妊娠8ヶ月で陣痛が来るのは珍しいケースだそうだ。妊娠し、悪阻が酷い💜くんを置いていくわけにはいかないと、🧡も来ておらず、俺1人で、手術室の赤いランプが消えるのを待つだけだった。
ふと、俺とてぬーが出会った時の記憶が蘇った。
ー数年前…
竜継「(待ち合わせ場所って、ここで合ってたよな?てぬーって実際はどんな人なんだろ。)」
???「あっ、もしかして、竜継さん?」
竜継「あっ、はい。」
初めて会ったときは、とても頼りなさそうというのが第一印象だった。今思えば失礼な話だけど、すぐに編集のデータ消すし、コンビニのお釣りを払い間違えて、店員さんに苦笑いされてることも今となっては笑い話。てぬーが俺に告白してくれたときは、即返事を返した。「喜んで。」と。
てぬー「竜くん、何か、やりたいことはある?」
そう聞かれたときは、涙が止まらなくなった。俺は、俺のままでいいの?俺の生き方で生きていいの?今まで諦めていた疑問が何個も頭の中で何回も繰り返された。諦めかけた、”自分の生き方”を再び知れたような気がして。
竜継「、、、皆を、、、俺じゃない誰かをっ、、、笑顔にしたいですっ!!」
てぬー「じゃ、一緒に頑張ろっ!」
そう言われて、俺たち「TRew funny」が始まった。俺がてぬーを恋愛的に好きになったのは、それからすぐのこと。そして、互いに惹かれ合っていった、、、はずなのに。今、てぬーは俺たちの未来のために死のうとしてる。
竜継「、、、てぬーっ、、、(ポロポロ)」
んぎゃーっ、んぎゃーっ
そんな産声が聞こえた。大人の歓喜の声が聞こえてくる。俺は意識が虚ろのまま、立ち上がった。主治医がやってくる。主治医さんは汗だくだった。でも、その目には光と涙が溜まっていた。
医者「産まれました!母子ともに無事、終わりました!!」
竜継「、、、!」
医者「お会いになりますか?」
竜継「はい!」
ガラッ
竜継「てぬー!!」
てぬー「りゅ、、、くん、、、?(ポロポロ)」
竜継「、、、頑張ったな、偉いなっ、、、ありがとうっ、、、!(ポロポロ)」
てぬー「ふふっ、お父さんが泣き虫さんなんだね、『励留(りる)』、『竜(りゅう)』、『ぬい』。」
竜継「、、、?」
てぬー「、、、へへっ、子供たちの名前だよ。可愛いでしょ?」
竜継「グスッ、天才。」
てぬー「え〜wいつも褒めないくせに〜ww」
竜継「俺が褒めないみたいに言うなよw」
励留「ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ」
竜「うぁ〜(*´ω`*)」
ぬい「うゆっ!」
竜継「、、、なぁてぬー。」
てぬー「ん?」
竜継「、、、ありがとう。」
てぬー「へへっ、竜くんらしくないや。」
ー数年後…
励留「母さん!また竜が宿題やってくれない〜!」
竜「姉ちゃん、宿題は自分でやるものだよ。」
ぬい「まぁまぁ、仲良く一緒に勉強やっとこ〜(*´ω`*)」
てぬー「はいはい、お菓子持ってって〜」
子供たち「は〜い!」
竜継「食べすぎないようにな〜。」
竜「分かってるっつーの!」
てぬー「彼氏さんにあげすぎないでね〜。」
励留「あげないよ!」
、、、幸せだな。
そうだね。
な、てぬー。
なに?
チュッ
愛してる。
、、、!僕もだよ、竜くん。
『あの奇跡を、お前とのあの涙を、俺は一生忘れないよ。』
fin.
はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくお願いします!ちなみに、子供たちです!
長女、励留ちゃんです!
長男、竜くんです!
次女、ぬいちゃんです!
それじゃ、おつてぬ〜