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あれから1週間が過ぎた
姫は、姿を見せていない
それはそれで不気味だ恐ろしいことが起きそうな予感もする
しかしここでずっと止まるわけにも行かない
何かを仕掛けなければな
佐島「っ…(何をすれば良いんだ)」
ずっと考えた
何も思いつかない
佐島「あー!!何も分かんねぇ!!」
ベッドに突っ伏した
佐島「(何でもいいそれっぽい事を思い出すんだ…そうだ!変な事を言ってた奴そいつを探せばいい)」
深く考え込む
しかし思いつかない
佐島「あー…何も見つからない」
そろそろ登校時間になり家を出る
いつもよりこの時間が楽に感じる
弟を救えたからだろ
少し昔に戻れた気がする
廊下で春日野と会う
春日野「佐島、弟救えたね」
佐島「おかげさんでな」
春日野「あーし次…佐島の手伝いさせて!!」
佐島「……」
春日野「どーせ死なせたくないとか言ってまたカッコつけるんでしょ!!あーしは何も聞こえません!!」
佐島「は?おい!」
春日野は、返事を聞く間もなく教室に入っていた
佐島「っ?」
ギャル「本当に鈍感野郎」
雨野「ふふ…むしろそこが魅力的何だろ?」
ギャル「そうかもな」
佐島「おい、鈍感って何だ?人一倍鋭いつもりだが…」
雨野「本当に呆れた」
ギャル「ねっ」
佐島「何のことだ?おい!」
2人とも先へ教室に行ってしまった
佐島「(春日野は俺に話しかけてくるだけだろ?)」
その二人について行くように教師に行く
その時
ぶーぶー
佐島「あっ?」
スマホのバイブがなった
佐島「(華朱からだ)」
華朱からは「足が少し痛くて動けなくて友達を連れてきてもいいから子どもたちの面倒を見てくれないかしら?」と来ている
佐島「……」
しかしなんて返せばいいか分からない
佐島「(どうすればいいんだ)」
頭を抱えて悩んでいると
雨野「亜久っち何かお困りだね? 」
佐島「あぁ…」
雨野「僕達はチームだ何か悩みがあれば何でも言ってくれ」
佐島「それが…」
スマホを見せる
雨野「へぇ?子供の面倒を見る手伝いね〜」
雨野は口に手を当てくすくすしてる
雨野「放課後は一緒に帰ろう、もちろん春日野さんたちも誘う」
佐島「何で?」
雨野「正直そんな表情では子供たち泣いてしまう、少しでも安心できるお姉さんの役目が務まる人がいる事で面倒も見やすくなるだろうさ」
佐島「それは…そうだが」
昼休み
雨野「なぁ?2人とも」
春日野「何だ?」
ギャル「何か用?」
雨野「放課後暇かい?」
春日野「ちょーひま!!」
ギャル「ひま〜」
雨野「少し面白いものが見れるかもしれない」
春日野「なになに!!」
雨野「耳をかして」
ギャル「ん」
春日野「ふむふむ」
雨野「亜久っちが子供の面倒見る所想像してみて?面白いとは思わないかい?」
春日野「ぷっ…くふふふ…」
ギャル「くふふふ…」
雨野「よし決まり!!お手伝いをし に行こうね!」
放課後
華朱から送られてきた住所に向かう
佐島「っ…(すげぇガキは苦手なんだが)」
子供は苦手だすぐ泣くし
雨野「さて!すごく楽しみだ!ねぇ?亜久っち」
佐島「ちっ…うるせぇ…」
春日野「照れてる」
雨野「あまりいじらないの」
ギャル「本当に面白い」
佐島「お前らな…」
そして華朱の家に着く
春日野「お邪魔します!」
ギャル「お邪魔しまーす」
雨野「お邪魔します」
佐島「お邪魔する」
大人しめの女の子「はじめまして…《みのり》です…」
うるさい女の子「《れいか》でーす!」
大人の女性「《ましろ》ですよろしくお願いします」
そして軽い自己紹介を済ませて手伝いをした
みのり「あちらにいるのが…《ふち》くん」
ふちと言う男の子は最年少で2歳児の男の子らしい
ふち「はぶぅ!けぉけぉまんはぶぅはぅ!」
見るからにすごくマイペースな男の子のようだ
れいか「ねぇ!お姉さんのそれめっちゃ可愛い!!」
ギャル「ほんと?なら少し使ってみる?」
れいか「うん!」
早速二人は仲良くなった
みのり「えっと…その…」
春日野「あーしと遊ぼ?」
みのり「はい!」
みのりと春日野も仲良くなった
雨野「お姉さん僕も手伝いますよ!」
ましろ「ならお願いします!」
雨野は、夕飯の準備の手伝いをするようだ
佐島「っ…(流石だな)」
仲良くなるスピードが早すぎる
ふち「まぅ!まぅ!」
ふちと言う少年は《けろけろマン》と言う子供向け番組を観ている
それをただ後ろから眺めていることしかできなかった
みのりは、ふちのその時間は《推し活》の時間らしい
ふち「まぅ?」
ふちがこちらを眺めている
佐島「お、おう…どうした」
ふち「こぇ!」
けろけろマンの絵本を読めとお願いされた
佐島「あ、あぁ分かった」
そしてふちを膝に乗っけて絵本を読んであげる
そして数時間後
みのり「それでは…また来てください」
春日野「もちろんだよ!」
れいか「お姉さんも!!」
ギャル「はいよ!」
ましろ「雨野くんすごく助かったわ!」
雨野「はい!」
ふち「ふぇぇぇん…ふぇぇぇん…おにいちゃかえっちゃめっ…」
佐島「っ…」
思わず頬が緩んだ
佐島「俺もその辺に住んでるけろけろマンまた見よーな」
ふちの頭を撫でる
そしてお礼を受けその日は解散する
佐島「ふぅ…」
シャワーを浴びてその日は寝る
意識は闇の中へ
りす
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コメント
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うわあ、一気に和んだ……! 華朱さんからの依頼で子どもたちと触れ合う佐島くん、普段は「ガキは苦手」って言ってるのに、ふちくんを膝に乗せて絵本読んであげてる姿が目に浮かんでじんわりしました。最後の「おにいちゃかえっちゃめっ」に対する「俺もその辺に住んでる」って返し、めちゃくちゃ優しくて好きです。春日野ちゃんたちのノリも可愛くて、チーム感が出てきたのが嬉しい話でした🌷