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....
「...あれ、私、」
部屋だろうか?額に冷たいものが乗っている感覚がある。
「...氷、?」
「!、国木田さん、太宰さんが起きましたよ‼︎」
「...ぁれ、敦くん、」
「だあああぁぁざあぁぁぁいぃぃッ」
「...国木田くん、?」
まだ意識が朦朧としており、あまりわからない。
ただ一つわかるのは___。
「....織田作、?」
....久しぶり、笑
そう、声が聞こえた気がした。
気の所為と分かっている。だって、織田作はもう___。
「太宰!」
「ッ、な、なんだい、?」
「太宰さん、僕、僕ッ、ずっと心配してたんですよ‼︎泣」
...ぇ、泣いてる、?
「...何故泣いているんだい、敦くん、」
「そりゃあ、“太宰さんが起きてくれないから”ですよ!泣」
...私の所為、、?
「...あッ、ごめッなさッ、泣」
「...太宰は今、鬱病だろうね。」
「え、鬱病⁉︎」
「本当ですか、乱歩さん、?」
「こんなl状況で嘘は吐けないよ、国木田。」
「た、確かに...」
....みんなの、話し声が聞こえる。
....僕のことだろうか?
.....また、捨てられるのかな、
「....苦しいなぁ、」
「太宰さん!」
「太宰!」
「太宰?笑」
「太宰。」
「太宰さん!」
....みんなが、呼んでる気がする。
......あぁ、“行かなくちゃ”。
「太宰。」
....ありがとう、織田作。
....どういたしまして、笑
「...今、私は最高の仲間を持ったよ、織田作。」
窓の外から、3輪、ヒルガオが咲いていた。まるで、真ん中の桜の花弁を、囲むように___。
「会いたかったから」完結。