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第二節:身内の末路と残虐な別れ
義眉「お前なんか….お前なんかただの社会の恥だこの人殺し!!!!」と普段怒鳴らない義眉が一家を守るかのようにブチ切れた時、はじめは嫌な思い出を思い出すのだった。
はじめの回想シーンが長くなりますのでご了承ください。
1979年の東京江戸川区のアパートにて。
当時3歳の頃のはじめがシングルマザーと二人で暮らしていた。閉鎖的で湿気が漂う空気だった。
はじめの実の母親「あんたみたいなクソ野郎なんかを産まなきゃよかった!!ウィリアムズ症候群?エルフの血が入った、完全ヒューマン型のミュータント?成長できない?何それ?これじゃあ一緒お前は結婚もできず、ろくに****(ピー音)なんかできないよね!!」と言って鈍器の61cmの鉄パイプを使ってはじめの背中を「ガンッ!ガンッ!」と殴り続けるのだった。
はじめ(当時3歳)「痛いよ、ママ!!」
母親「静かにしろ、このろくでなし!!」とはじめの右の脇腹を「ドンッ!!」と蹴り上げるのだった。
母親「クソしぶといガキだ。私の夫もあんたの病気を知ってすぐに自殺して死んだ。絶望して首を思いっきり吊った!!」と言ってキッチンに向かい、鋭利な包丁を取り出してこう言った。「背中を見せろ!!」
はじめ「えっ?」
母親「早く見せろって言ってんだよ!!」と鬼のような人相をして怒鳴り声をあげていた。
はじめが怯えながら背中を見せた時に持ってる包丁ではじめの背中を切り刻み、はじめが苦痛と共に近所中に響くほどの雄叫びをあげた。
激しい出血が背中から滲み、ポタポタと床に垂れだがっていた。その匂いはまるで鉄の匂いのように独特な鉄臭さを漂わせていた。
近所の一人が虐待を疑い、警察に通報したことで、実の母親は逮捕される訳にはいかないと思い、アパートから飛び降りて頭を強く「ドンッ!」とアスファルトの地面に強打して「ピチャッ!」と血を流して死亡した。
一方ではじめは駆けつけた警察に保護されて児童養護施設に引き取られるのだった。
しかし、3歳の毒島はじめは児童養護施設でも虐待によるトラウマの影響もあり、その反動からか同級生たちや職員にも手を出す等して手に負えない程暴れてしまい、精神科病院で長期療養をするのだった。
入院したはじめはベッドの上で実の母親が持っていた古い聖典のような本を警察が駆けつける前に好奇心で肌身離さず持っていた。理想の父親の絵を描いていた。なぜなら本当の父親の顔を知らないで育ったためである。
実の母親は夫に内緒で新興宗教に嵌り、その献金を払って手に入れた物だったことが最初のページにメモとして書いてあったのだった。
はじめは長く病院にいるせいか外の世界を知りたくてここから出たいと願望を持っていた。走って逃げようとするはじめを看護師たちが制止するがはじめは暴れ、殴って怪我をさせてしまい、身体拘束を受けるのだった。
ベッドの上で拘束帯をお腹と首にまで固定されていた。
はじめ「ねぇ、ここから出してよ!!私は安全でしょ?!!」と鬼の形相をして暴れてしまうのだった。そして医師によって注射を受けて眠ってしまっていた。
それから落ち着きを取り戻して、欲しい物として、患者の尊厳として原宿風の白のロリータファッションとタートルネックを手に入れた。傷跡があるまま街中を歩きたくなかったからである。
その後原宿風の白いロリータファッションとタートルネックを手に入れた後、江戸川区にある精神病院のところへ連れて行かれた。
患者たちの部屋にて。雰囲気は非常に閉鎖的で患者たちのほとんどが無理矢理家族や医療従事者たちによって無理矢理連れてこられたためであった。
はじめ(当時3歳)『ここはどこ?私たち一体何をされるの?』
19歳くらいの女性『子どもをできなくする手術を受けるんだよ。私の場合は精神分裂病があるからって言う理由らしい…』
※精神分裂病とは統合失調症(2002年に精神分裂病から統合失調症へと改称された)のことを指しており、現在では差別用語とされていますが、きちろんと敬意を払いつつも、当時の時代背景を考慮するように心がけるために表現させていただきました。
その時計郎(当時3歳)は男性の部屋にいた。
看護師「毒島はじめさんですね。今から案内しますのでついてきてください。汚れた物を取り除く手術ですから」とニコニコと現れてはじめを手術室へ誘導。
手術室にて
執刀医「はじめさん。今から全身麻酔を始めますね。」と注射器を持ちながら冷静に言って手術を始めるのだった。
はじめ「何をするのよ、やめてよ!!どこも悪くないでしょ?!!なんで手術受けるの!!?」ともがいた瞬間に麻酔専用注射器で打たれ、気絶するのだった。
ここで回想シーンを終わります。
はじめ「余計なことを思い出させやがってふざけんな!!!!」と包丁を義眉の首に投げつけ、
みきよの首にも投げつけた。そして両親の部屋にある金銭を奪い、証拠隠滅を図るために灯油を家中にばら撒いて燃やした。
はじめは両親のガラケーを取り出して強盗に襲われたことを称して警察に100当番通報をした。
それから5分後に警察が到着してはじめは無事に保護されて警察署へ移動。
コメント
1件
いや、今回のエピソード重すぎてしばらく言葉が出なかったわ……。はじめの3歳の頃の虐待シーンが生々しくて、読んでて胸がギュッてなった。母親の狂気も、病院の理不尽な手術も、そりゃあの過去を思い出させたら暴走もするよなって思っちゃった。ただ、義眉の「お前は社会の恥だ」発言も、初めて見せる家族を守る怒りだったんだろうし、複雑すぎる。はじめの狂気の裏にある傷をしっかり描いてくれてるのが印象的だった。続きが気になる……!