「どこだ?」急に目の前が明るくなり気がつくと見慣れない街が広がっていた。
どうやら、俺は異世界転生してしまったようだ。
冬斗たちが一緒に異世界へと来ているのかと周囲を見回していると、
少し離れた時に冬斗たちが横たわっているのを発見した。
急いで皆の所へ行き、皆を起こした。
最初は皆混乱していたが、俺が状況説明をし、何とか落ち着いたようだ。
と言っても見知らぬ世界、何も情報もないまま動き回るのは少々心配だ。
そう思った俺は、周りの人達に話を聞いてみようと思った。
だが何かがおかしい、、なんだろうと思った時、冬斗が
「この世界の文字俺たちの世界の文字と違う」
と言い、俺はあたりの看板などを見た。
冬斗が言ったどうりでそこには今まで見たこともないような字が書かれていた。
でも何故だろうか見覚えのある字だった。
そうすると秋奈が言った
「これ私たちが小さい頃に異世界に憧れて作った文字じゃない?」
よく見てみると確かに俺たちの作った文字だった
そこら辺の看板を解読してみると居酒屋や冒険者ギルド、
まさに異世界にあるような店ばっかだった。
「まずは、お金を稼がないとな」
そう、この世界は別の世界だから日本のお金が使えないのだ
だから生活するためにもお金を稼ぐ必要がある。
そこで最適なのが冒険者、俺たちはみんなで相談しあい冒険者になることにした。4人でパーティーをくみ、生活費を稼ぐ、とゆう事らしい。
「そうそう!ここは異世界なんだから私たちにもなにか職業があるでしょ!」
春乃にそう言われみんなでステータスを開いてみる。
最初は混乱していたが、ゲームと一緒でステータスオープンと言えば自分や相手の職業や年齢などが見れるようだ。
春乃はソードマスター、秋奈はヒーラー、冬斗はビーストテイマーと黒魔術師
そして、俺とテレパシーと白魔術師
何故か俺と冬斗には職業が二つもあるみたいだ、この世界では普通職業は一つしか貰えないらしいのに。
「えー!!!夏輝と冬斗ずるい!!!なんで職業ふたつも持ってるのー?!」
「知らないよ、そんなの俺たちが聞きたいわ」
「ねぇ、春乃も冬斗くんもやめて、とりあえず冒険者ギルドに向かおう?」
「わかったよー、しょうがないなぁー」
春乃が諦めたように言い、俺たちは冒険者ギルドに向かった。
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