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注意:この作品は作者のオリジナルですので、出てくる建造物などは実際には存在しません。
20XX年 8月27日
F公園にて男女3人が意識不明の状態で発見
意識が戻り次第、何があったか聴取する
5日後、被害者の内1人が意識を取り戻した。何があったか聞く
被害者からの証言によりある事が判明
F公園に行ったのは3人ではなく4人
しかし、記憶に霧がかかった様に4人目の姿とF公園での出来事が思い出せないらしい…
奏多「あっつ〜…!なんでこんなに暑いわけ?」
「はぁ…8月だし仕方ないんだろうけど…」
「あっ、コンビニある。アイス買ってかーえろ!」
ピロリンピロリンとコンビニに入ると音が鳴る。奏多はアイスが置いてある所へ一直線に歩いて行く。
奏多「どれにしようかな〜」
アイスを選んでいると、ふと雑誌コーナーに目がいく
奏多「恐怖、日本の心霊スポット?…涼しさを求める貴方にオススメ…って、本当に心霊スポットなんかで涼しくなんの?」
「ん〜…まぁ、特にやることも無いしな。暇だし行ってみようかな…」
奏多はアイスと雑誌を持ってレジへ行くと会計を済ませてアイスを食べながら家に帰る
靴を脱ぎ自分の部屋へ走っていく
部屋に入るとドカっと勢いよく座り雑誌を開く
奏多「なんか近所にないかな〜」
「お!なんだあるじゃん!え〜っと…F公園?」
「F公園の奥にある隠された様に作られている祠には何かが祀られており、封印をとくと呪われる……って、あんまり現実味ねぇな…」
「ま、行ってみるか」
時計の針が深夜1時をこす
奏多は懐中電灯と水の入ったペットボトルを手に持つと日中に調べたF公園へ行く
奏多「ここか…夜に来ると意外とこえーな…」
恐る恐る公園の中に入ると祠を目指して歩いていく
約10分ほど歩いた所に小さな祠を見つける
奏多「ここか…」
少し躊躇いながらも祠の中を懐中電灯で照らし何があるのか見ようとする
奏多「これは……猫…か?」
祠の中を見ているその時、いきなり誰かに押されたかの様によろめき前へ倒れる
奏多「う、うわぁぁ…!」
ドサリと大きな音を立てて倒れる
奏多「いたたた…なんだよ…気味悪いって…待て待て待て待て! 」
「え?これヤバくない?どうしよ…」
転ぶときに咄嗟に掴んだ物を見てみると祠に巻かれていたしめ縄だった
恐る恐る祠を見ると……
祠の扉は開き、中にあったはずの猫の置き物がなくなっていた
奏多「は?え?なに…これ…」
ガサガサと公園中の木が揺れ始める
そしていきなり持っていた懐中電灯の光が消える
奏多「は?は?ちょっと待てよ…何が起こって…」
「こ、こんな所いれるかよ…!」
震える足で何とか立ち上がると公園の入り口まで急いで走って行く
??「どこへ行く?まだ駄目だ……もっと遊ぼうぞ小僧…」
背後から声が聞こえてつい足を止めてしまう
奏多「…え?」
リン…リン…と鈴の鳴る音と共に誰かが奏多へ近づいて来る
奏多「だ、だれ…?」
つい後ろを振り向いてしまう
そこに居たのは……
はい!ここまで見て頂いてありがとうございます!
この『貴方の名はなんだ?』を書かせて頂いてるきな粉と申します
今回、どうしても妖怪が!幽霊が!書きたい!となりまして…見切り発車でやっております…(何やっとんねん!)
それでも、皆様により楽しく見ていただける様に努力していきますので次のお話しも見て頂けたらなと思います
では私はこれで!また次のお話しでお会いしましょう!