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こんにちは!らずかです!
早速本編どうぞ!今回は🍍視点です。
⚠️注意⚠️
📢🍍、BL、微🔞
俺はシクス事務所に所属する暇72。元々ソロでデビューしたけど全く同じ時期にデビューしたIllmaと不仲&ライバル関係で話題を呼んでいつの間にかコンビを組んでいた、そして今では俺の彼氏でもある。
今日は1ヶ月後に開催するライブに向けてのダンス練がある。俺らは付き合っていることをスタッフにも隠している、だから今日のダンス練もバレないように1日なんとかやり過ごす。
📢「お”いッ!!!なつそこ振り付け違う。ちゃんとやれ、」
🍍「は?分かってるし。いちいち口出しすんなッッ」
ダンス練の時は毎回こんな感じ、ちゃんと隠さないといけないと分かっていても辛い。普通に考えて毎日仕事とはいえ彼氏から暴言吐かれるんだぜ?……流石に応えるだろ、、
📢「おい!いつまでそこ突っ立ってんだよ。早くしろや」
🍍「ッッ……今動くし、…だ、黙ってろ…よ」ウルッ
こうやって泣きそうになる時もよくある。でも決まってそういう時は
📢「……スタッフさん、俺等ちょっと休憩で」
🍍「!!!」
休憩時間を作ってくれる。休憩時間は基本的にスタッフさんは全員部屋から出て10分間自由に過ごせる。俺達は毎回その休憩時間中にイチャついたりしてなんとか1日を乗り越えている。
🍍「ぅ、いるまぁ」ポロポロ
📢「ごめんな?流石にちょっと言い過ぎた、」ナデナデ
🍍「えへへっ……///」
いるまは隠すのに必死なのかいつも当たりが強い。だけどその分沢山甘やかしてくれるし俺がして欲しいこと全部してくれる。そういう所が大好き。
🍍「いるまちゅーして?」
📢「時間ねぇから少しだけな?笑」
(ちゅっ、
優しくて蜂蜜のように甘いキス。少しだけって言ってたのに段々舌が侵入してきて俺の舌を絡め取る、くちゅ、くちゅ、と卑猥な音を立てながら俺の体温は上昇していく。いるまも息が上がってきていてお互い歯止めが利かなくなりそうだった。
(クチュ…レロチュレログチュ♡
🍍「はぁっ、♡///いるまっ…これ以上はだめっ!!//」
📢「……そうだな、わりぃ////」
思ったよりキスが長くなり体の熱が冷めるまでに時間が掛かった。休憩が終わり入ってきたスタッフに顔が赤いと言われ2人は大分焦ったが上手く言って誤魔化した。
付き合ってることを隠すのは難しい。お互いちゃんと愛し合っていてやる事やっている、だからこそ毎日予定が入っていて常に人から目を向けられる俺たちにとって付き合っていることを隠すのはやはり困難だ。
🍍「やっぱり俺達が付き合ってる事スタッフさんにだけでも言えないかな…?」コソッ
📢「………今更無理だろ、それに信用なんねぇし…」
この話は何回目だろうか、スタッフさんだけなら大丈夫。でももしかしたらそこから情報が漏れるかもしれない、そう考えたら安易に話すことは出来ない。分かってる…だけど、、、、、、
______
やっと今日の分のダンス練が終わった。すると衣装制作チームから声が掛かった。どうやら採寸をするらしい、俺達はすぐに向かい各々個室でスタッフさんと採寸を始めた。
首周り、腕、足、順調に進め最後腰周りを採寸する時、運悪くメジャーが暇なつの弱い所に擦れてしまいつい甘い声を出してしまった。
🍍「ひゃぁッ!?♡///」ビクッッ
〃「あっ、ごめんなさい////忘れてくださいッッ…///」
なつの採寸をしていたスタッフはもちろん驚きを隠せなかった。だが一方で隣の個室でいるまの採寸をしていたスタッフはもっと衝撃的なものを見てしまった。
📢「……な、つ?////……可愛い声出しやがって、」ボソッ
いるまは絶対にそんな事を裏でも言わない、そう思っていたスタッフは驚くとともにいるまの耳が真っ赤に染まっていたのを見逃さなかった。
______
1週間後。
あの日からスタッフは2人の行動を怪しむようになった。いるまとなつも怪しんで警戒心を強めていたが流石にスタッフの視線が痛く、今日はいるまの家で作戦会議を開くことにした。
📢「…どうする?」
🍍「どうするも何も…俺達何か疑われるような事したっけ?」
📢「さぁ……」
まったく心当たりの無い2人には状況が飲み込めず行き詰まっていた。やっぱりスタッフさんに打ち明けるしか無いのか……2人してそんな事を考えていると2人のスタホが同時に震え出した。どうやらスタッフから1件のメールが来たらしい。
✉️「これから確認したい件がありますので午後お時間頂いてもよろしいでしょうか?」
2人とも嫌な予感がした。もしかしたら付き合っていることがバレたんじゃないか、2人はゴクリと唾を飲みメールを返した。ここで断ってもより怪しまれそうなため2人は午後事務所へ行きとりあえず話だけ聞くことにした。
事務所に着くといつもの会議部屋へ呼び出された、今日は珍しく事務所の社長まで揃っていてあまりいい雰囲気とはいえなかった。無言の時間が続くとやっと社長が口を開いた。
社長「スタッフから話を聞いたぞ、お前たち何か隠していることがあるんじゃないのか?」
2人の予感が的中した、まさか本当にバレているなんて。まだ決まったわけじゃないけど……どう誤魔化そうか考えているといるまが口を開く。
📢「いや、無いっすよ。個人の隠し事はあったとしてもなつとの隠し事とかゲロキモいんでやめてくださいw」
🍍「はぁ??こっちのセリフだっつーの、誰がこんなアホ毛野郎と隠し事するかよ笑」
📢「あ”ぁん?」
よし、いつも通り隠せたはず…こうやって表で喧嘩や言い争いをしてればまさか付き合っているなんて誰も思わないはず。(フラグ)そう思っていると社長から今1番聞きたくない言葉を俺達に吐いた。
社長「もう隠さなくて良いぞ?お前ら、”付き合ってる”んだろ?」
📢「はぁ!?笑わせないでくださいよ、こんな奴となんでこの俺が付き合わなきゃいけないんすか?それにお前も嫌だろ!な、なつ!」
いるまは冷静に対処し俺に話を振ってきた。
分かってる、ここで俺も便乗しているまの暴言はいて…それで、、、付き合ってないって…言うんだ。俺の口からッッ、でも____
🍍「ッッ………付き合ってます、」ポロポロ
📢「え、?」
俺は実を言うと限界だった。町中を歩くと楽しそうにくっついてはしゃぐカップル、だけど俺等は町中でそんな事出来ないし仕事中もこの気持ちに蓋をして、言いたくもない彼氏の暴言吐いて……もう耐えれないこんな事もうしたくないっ!!!
🍍「いるまぁ、ごめんッッ」ポロポロ
📢「な、つ……」
少しの間沈黙の時間が続いた。なつはずっと泣いていて隣でいるまが背中を擦る、その光景をスタッフや社長は険しい顔をして2人を見つめていた。
少し間を開けて泣くなつに追い打ちをかけるかのように社長は口を開いた。
社長「……悪いが、不仲売りで活動しているお前らにとって恋愛関係になられてはこちら側として大分困る…」
🍍「ッッ…そ、うですよね」ポロポロ
社長は淡々と話を続けた。
社長「だがそれはファンへバレた場合だ、現状2人はそれを分かっていてスタッフや私達にも隠し通していたみたいだし…」
〃「だから、これからも事務所内では隠さなくても良いがファンの前ではいつもみたいに喧嘩したり不仲ムーブをするのなら……認めよう」
俺達2人は顔を見合わせた。まさか認めてもらえるとは思ってなかった、別れるか活動休止とかそんな重い感じだと勝手に思っていた。
🍍「ぁ、いるまっ…!!」ポロポロ
📢「なつッッ!」ギュッッ
社長から告げられた言葉に安堵した2人はお互い泣いて抱き合った、まだこれからも活動を続けられる嬉しさでいっぱいいっぱいで2人は笑顔で溢れていた。
______
その後少しだけ社長とこれからの事についての打ち合わせや少しだけ惚気話を聞かれたり…いろいろ話た。社長はとってもいい人で改めて活動を頑張ろうと思えた。
🍍「今日はありがとうございましたっ!」ペコッ
社長「いやいや、また惚気話聞かせておくれ」ニコッ
そろそろ良い時間にもなり2人は事務所から帰宅した。いるまは夜遅くなくてもいつも家まで送ってくれる、俺はいつもそれに甘えてばかりだけどいつかちゃんと恩返ししたいと思ってる。
俺の家に着くといるまはさも当たり前かのように俺にキスをした。
(ちゅっ
🍍「んむっ、……//」
〃「きゅ、急にすんなよ///」照
📢「照れてんの?可愛い笑」
いるまはそう言って自分の家に帰っていった。
_________
いるまはいつもからかってくる、けど俺の事を1番に考えてくれてて大好きな人。だからこれからもずっと一緒に過ごしたい、なのになんでこんな光景をみてしまったんだろう…
🌸「ねぇいるま!1回だけ!!確かめよ?俺等の相性♡」
📢「は??キモいこと言ってんj」
(ちゅっ、唇
next♡ 50
「浮気?」