書くことねェーッ!!!!!wwwww
今回は前書き短めで〜
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天皇賞春、終了。
あたし達はしばらく抱き合った後
自然と解散し、
あたしはウイニングライブの会場に向かった。
これ以上めそめそしてる暇なんてなかったから____
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《後日、栗東寮にて》
あたしは精神面も兼ね、疲れを取るために寮で休養していた。
シュヴァルさんは勿論トレーニングだそうで、
部屋には一人きり、最高の環境である。
…とはいえゆっくりしてるのも落ち着かず、ぎこちなく参考書などを眺めていた。
それにしても、昨日の出来事が夢のように思えてくる。
【天皇賞春】で、3着に入れたこと。
あの“オルフェーヴル”が、
あたしに抱かれて、嗚咽を漏らして泣いていたこと。
強がってても全部曝け出してくれて、身を委ねてくれたこと。
ちょっと…あたしには刺激的すぎたかもしれない、
思い出す度に心臓がどっくどっく煩いんだ。
んんーっ、はぁぁ。
参考書も一通り読んだし、次は何をしようか、
コンコンッ
ん?ノックの音だ。
寮の皆さんはトレーニングで居ないはずなのに…
ガチャッ
『はい、何か用________』
『余だ。先日はご苦労であった』
『おっ、お、オルフェーヴルぅ!?!?』
テンパって声が裏返ってしまう。
『まさか、昨日のお礼っすか!?』
傲慢で冷徹なあのオルフェーヴルが、わざわざ?
と、つい嫌な言い方をしてしまった…
『全く、態度と云うものを知らぬのだな。
余は、貴様の事を知りたい故』
そこまで叱られなかった、
相当ご機嫌なんだろうな…
ポーカーフェイスだから分かりづらいけど。
っていやいや!
『あたしの事を…何故?』
『余には無いものを持っていると考えたからだ。
学びを得ると共に、貴様との関係も深める。』
『えぇっと…貴方にしては、いきなり積極的じゃないですか…?』
やっぱり信じられなくて、
疑いの目を向ける。
返事が無いので
じぃっと彼女を見つめると、
彼女は少し眉を顰めて
拗ねたように目を逸らす。
『……何が悪い?』
『わ、悪いとかじゃ無いんですけど
いきなり関係を深めるなんて、
あたしは貴方と友達になればいいんすか?』
肯定的に話を進めなければ、
この王様は拗ねてしまうらしい。
『まあ良い。或いはそれ以上でも良いだろう』
『それ以上って!?』
思春期なんだから、
そんなこと言われたら恋人しか思いつかないっすよ!!!
けどオルフェーヴルはそんな事絶対言わないぃ!!!!
どう返せば____
『関係には必ず名前が必要か?』
あ、はい、反省っす…
でも、昨日の胸の高鳴りがやっぱり気になって。
オルフェの見た事ない一面を見せられたときの、胸のドキドキが。
『あたしは、その方が分かりやすくて接しやすいと思うっす。
えっと、親友とか、恋人とか、相棒とか。』
『好きにせよ』
なら…自分がオルフェに対してどんな感情を抱いているのか、知りたい。
『してみないっすか?恋人ごっこ。』
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