ハイキュー夢小説
⚠︎︎原作無視
⚠︎︎恋愛要素あり(北さん)
⚠︎︎キャラ崩壊注意
⚠︎︎夢主名前有り
⚠︎︎エセ関西弁注意
大丈夫な方のみスクロール
▶︎設定
主人公:宮 紬 (ミヤ ツムギ)
稲荷崎高校マネージャー1年
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稲荷崎高校バレー部には、一人の“異色”のマネージャーがいる。
「ほら侑、シューズ揃えてって何回言わすん。昨日も言うたやろ?」
「あ〜〜〜真面目ちゃんまた始まった〜!ええやん別に〜」
「よくないから言うてんねん!!」
バレー部の一角で繰り広げられる日常的兄妹バトル。そう、彼女は宮侑・宮治の実の妹、宮 紬(みや つむぎ)。兄たちに比べると真面目でしっかり者。とはいえ、関西人気質はしっかり引き継いでおり、スイッチが入るとうるさいのは兄たちと同じ。
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ある日、稲荷崎バレー部に一人のマネージャーが新たに加わった。
「今日からマネージャーやることになりました。宮 紬です。よろしくお願いします!」
「おお、あの宮兄弟の……妹か……」と、銀島がポツリ。
「マネージャーがまたひとり……嬉しいなぁ」と、北信介主将は穏やかな笑みを向けた。
「治と違ってマジで真面目らしいで」と角名が耳打ち。
「その真面目さがいつまでもつかやな」とアランが小さく笑う。
その日から、稲荷崎バレー部の“爆弾”のような日常が幕を開ける。
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ある日、侑と治がふざけながらウォーミングアップ中に転倒。
「アホか!!!真剣にやらんかい!春高目前やのにケガでもしたらどうすんの!!」
「オッホホ、また紬ちゃんに怒られてるやん侑」「懲りへんなぁ……」
「紬ちゃんの言う通りやわ。ありがとな、紬」と北がしっかりと背中を押す。
「ほな、ちゃんと練習しよか」と治が小声で侑に。
「お前が言うか」
「なんやと」
「喧嘩せんの!!!」
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春高を目前に控えた、ある日の稲荷崎高校。
その日、バレー部の練習後、体育館には紬と北信介の二人だけが残っていた。
「……今日は、ありがとな。補助練習、よう付き合ってくれた」
「いえ、全然です。北さんがちゃんと練習してくれてるから、こっちも頑張れるだけですし……」
いつもは凛とした雰囲気の紬だが、北のまっすぐな瞳に見つめられると、自然と声が小さくなる。
「なあ、紬。春高終わったら、時間空くか?」
「……え?」
北は変わらず落ち着いた声で、だがほんの少しだけ照れたように続けた。
「ちょっと、二人で……うまい飯でも食いに行かんかって。もちろん、嫌やったらええねんけど」
「……っ、嫌じゃないです。むしろ、めっちゃ行きたいです」
そのやりとりを、ドアのすき間から盗み見していた二人の影。
侑「……なあ、今、なんて……言うた……?」
治「紬、北さんと飯行く言うてる……うわ、終わったやん……」
侑「え、無理やて、うちの妹が!いくら北さんやとしても!!」
侑「俺らが一番近くにおったはずやろ!?なんで!?いつの間にそんな仲良うなってんねん!!」
治「……あれはちょっとヤバいな」
侑&治「(紬は、絶対誰にも渡さん)」
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練習開始前。
紬「……ちょっと、侑、治、近いねんけど?」
侑「なんもないやんな、北さんとは?」
治「うんうん。たまたま、たまたまそう見えただけやろ?」
紬「……あんたら、見てたん?!」
侑「見てもうたんや!!なんでやねん!!妹がイチャついてるとこなんて見とうなかった!!」
治「泣きそうやねんけど……」
そこへ北さん登場。
北「おーい、紬。今日も手伝い頼んでもええか?」
澪「はいっ!喜んで!」
侑&治「(あああああああ!!!)」
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紬「ほんまに!なんなんあんたら!いつまでも子どもみたいに!」
侑「子どもちゃうわ!!妹を大事にしてるだけや!!」
治「俺らがちゃんと見とかな、誰が守るんや!!」
紬「私のことは、私が守る!!」
北「……ふっ」
静かに笑ってる北さんに気づいて、さらに焦る兄たちでした
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後日、二人で買い出しに出かけた帰り道。
紬「あの、北さん……ほんまに、飯……楽しみにしてます」
北「おう。俺もや。けどな、たぶんあいつらついてくるで?」
紬「……ついてきたら、そのときは、そのときです」
北「強いな、紬は」
ふっと笑って、北は紬の頭をそっと撫でた。
その様子を物陰から見ていた双子。
侑「撫でたぞ……今、頭撫でたぞ、北さん……!」
治「はぁ……妹取られた気分って、こういうことか……」
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最終的に、春高で全国の舞台に立つ彼ら 。
紬と北の距離も少しずつ縮まり、宮兄弟は相変わらずやきもきしながら、妹の成長を見守っていた——。
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