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「 No.1ホストと幼馴染」 ― ya × et
あの日を境に、ゆあんくんの仕事が完全に安定した。
久しぶりに予定のない日が訪れ、二人は朝からゆったりとした時間を過ごせることになった。
カーテンから差し込む柔らかな光の中、えとはコーヒーを淹れながら、ふと笑顔で振り返る。
「ゆあんくん、今日は何もしなくていいんだよ。私とゆっくりして。」
ゆあんくんは、少し照れくさそうに目を細める。
「……お前、そういうこと言うの上手いな。」
「えへへ、久しぶりだからね。」
リビングで並んで座り、えとの膝に頭をもたれかからせるゆあんくん。
「……ん、落ち着く。」
「でしょ?今日一日、ずっとこうしていようよ。」
えとは手を伸ばし、彼の髪を優しく撫でる。
「ふふ、髪、ふわふわだね。」
「……お前の手、暖かい。」
そのまま小さく笑い合い、時間の流れがゆっくりに感じられる。
昼下がり。
えとが膝に抱えたクッションでゆあんくんを軽く叩く。
「ねぇ、ちょっと遊ぼう?」
「……遊ぶ?」
「そう。こうしてるだけじゃもったいないよ。」
二人でクッションを叩き合ううちに、笑い声が部屋に響く。
ゆあんくんがふっとえとの手を握り、顔を近づける。
「……久しぶりだな、こんな時間。」
「うん、いっぱい笑おう。」
そして、いつの間にか唇が重なる。
軽く触れるだけのキスから、じんわり甘く、二人の距離はさらに縮まる。
頬を寄せ合い、手を絡め、肩を抱き、時間を忘れたように寄り添う。
夜になり、二人は並んでソファに座る。
「ねぇ、ずっとこうしてたいな。」
「俺も……お前となら、どんな時間でも幸せだ。」
窓の外の街の灯りを背景に、二人は肩を寄せ、静かに呼吸を重ねる。
久しぶりの穏やかな時間――
でもその穏やかさの中には、甘くて温かい愛情が溢れていた。
コメント
4件
ぇすきすき まじ ちみ天才すぎて辛い
ん ~ っ 尊 い ߹~߹