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むんぁぁぁ…! ガチ最高です!! も〜…大好きです〜(?) 続き待ってます!
続き待ってます!ゆっくりで大丈夫ですニヤニヤしながら読みました。てへ
ななもり「ほら、ねんねこねんねこ」
ななもり「(*´○`)o¶♪」
ジェル「( ⌯ ̫⌯) ᐝ」
歌をきかせると、少しづつお目目がとろんとして、瞼が落ちていた。
ジェル「(*_ _)zzZ」
やっと寝た。30分もかかってしまった。
その間、ジェルくんはどんな思いをしたのだろうか。俺は、ジェルくんを守れたのだろうか。
莉犬くんも守れなかった俺は、誰を守ることが出来るんだろう。
さとみ「ジェル寝た?」
ななもり「寝たよ」
さとみ「そっか、疲れたもんな」
ななもり「そうだね」
ななもり「明日休日でよかった」
さとみ「だな」
さとみ「話あるから俺の部屋でいい?」
ななもり「もちろん大丈夫だよ」
さとみ「おっけ」
ななもり「話って?」
さとみ「莉犬、体に傷があった」
さとみ「さっきのやつだって初めてだ」
さとみ「なんか、あったんじゃないか?」
さとみ「兄ちゃんも変だよ。」
さとみ「首元に傷がある」
さとみ「何があった」
ななもり「…ッ!」
ななもり「隠せなかったか…」
俺は今日あったことを全部話した。
何も欠けることがないように、しっかりと話した。
さとみくんは、しっかりと俺の話を聞いてくれた。
俺の知らない間に成長してたようだ。
さとみ「そうだったんだな…」
さとみ「ごめん、気付けなかった」
ななもり「さとみくんは悪くないよ笑」
ななもり「俺たちが隠してたんだからね」
さとみ「…」
ななもり「今日はもう寝よう?」
ななもり「明日もあるからさ」
さとみ「わかった、おやすみ」
ななもり「おやすみ」
さとみVer.
自分の部屋に戻る。
兄ちゃん達の身に起こった事が未だに信じきれずにいる。
そして、その事実に気付けなかった自分に嫌気がさした。
その夜は、長いようにかんじた。
莉犬Ver.
朝目を覚ますと自分の部屋にいた。
お兄ちゃんの部屋にいたのは、お兄ちゃんから逃げるため。
心配されることが嫌い。それが理由だ。
とにかく、逃げたかった。
それが、迷惑になる事だってわかっていた。
何分か経つと、ジェルくんが居た。
俺に沢山沢山話しかけてくれた。
俺の口は動かしたくても動かせなかった。
だから、俺は応答できなかった。
謝れたらいいな。そんなことを考えながらベッドから降りる。
昨日の晩よりかは良くなったものの、体調が悪いのは変わらない。
莉犬「んっ、、はぁッ」
1歩1歩踏み出していく。
階段の前までいった。
そこでお兄ちゃんに会った。
さとみ「え、ここまで歩いたの?」
莉犬「こくっ」
さとみ「馬鹿なの、、ほら乗って 」
さとみ「もうダメ」
莉犬「むっ、」
さとみ「むっ、じゃないの」
さとみ「乗って」
莉犬「ごめん…」
さとみ「いいよ別に」
背中に乗るのは正直嫌だった。
歩いていたかった。
でも体は正直で、疲れきってしまっていた。
ななもり「おはよ、莉犬くん」
ななもり「昨日のこと話したよ」
莉犬「話しちゃったんだ…」
ななもり「うん、ごめんね 」
莉犬「ううん。いいよ」
さとみ「さ、莉犬ご飯ね」
さとみ「あーん」
莉犬「はむっ、」
さとみ「いい子いい子」
そんなことで褒められても嬉しくない。
第1俺は子供じゃないのだから。