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《ノベル物語集》
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krpt/yana/nmmn/ワンク
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※本人様に関係ありません。
※自衛の方よろしくお願いします。
※「オークション」という少しセンシティブ(R❌)な物語です。
※キャラ崩壊(特に赫さん)が多少含まれています。
管理権売買なんて、綺麗なものじゃない。 今ここで行われているものは正真正銘の、「人間オークション」。
たくさんの人が札を持って ホールにパンパンに詰めている。キラキラとしたライトに、落ち着いた雰囲気の舞台から見たこの景色ほど綺麗で醜いものはないだろう。
「200万!!落札!!!」
こんな感じで何人も、買い取られていく。本当に気味が悪い。ここで、俺が声をあげたら何かが変わるだろうか。
まぁ、そんなことしようとも思わないが。
子供を欲しがる理由は沢山ある。
人よりずば抜けた才能や知能をもっているから、人よりいいルックスをもっているから そんな感じだ。
_俺はどちらもない。
一刻一刻と、俺が真ん中の椅子に座る時間が近づいてきている。勿論、誰にも引き取られなかったら、勿論殺される。
「次はNo.0130です!」ここでは名前代わりの俺の番号が呼ばれたから、舞台袖から出ていき、椅子に座る。
司会の人が俺の能力を言っていき、スタートの値を口にする。
「知能3体力2容姿3、さぁ、まずは10万から!」
盛り上がっていた会場が静まりかえる。誰も札をあげない 。
【出来損ない】【不良品】
こう、言われ続けただけあるな。なんて自虐をしてしまう程の無言の空気。
どんな扱いをしてもいいから、誰か札をあげてくれ。そう心の中で願い続けてしまう。
司会者が口を開ける。俺の人生はここで終了か、
「…札をあげる人はいないですか?No.0130、落札なら_」
「 100億 。」
可愛らしい声が会場内に響く。
それにしても、今の値…なんて?
「ひ、ひゃ、100億!!他は…いませんね?100億で落札です!!!」
司会者がそう言った。
落札された。値段…価値がつけられた。…その値 「100億」。
100億の子供。
札を挙げた人と会うことになった…というより会わないといけないのだが。
_どんな人なのだろうか?金持ち?裏社会の人間?なんで こんな俺を?
ましてや100億とか。
何をされるのだろうか?恐ろしい。嬉しいなどというプラスの感情よりマイナスの感情がどうしても手前に来る。
否、プラスの感情はないかもしれない。
「ここで待っててね」
と 従業員にいわれ 椅子に座る。
さっきからずっと心臓が落ち着かない。暴力?犯罪?何をされるのだろうか 100億を持つ女など信用出来ない。
「…ぇっと君が0130番の子…だよね」
甘い匂いと共にやって来たのはピンク色がよく目立つ髪の女。香水だろうか?目はタレ目気味できゅるきゅるしている。一見普通だな。…こういう奴こそ警戒せねば。
「…そう、ですけど。」
「ふふっ 怖がってます??」
煽ってやがる。
「今日から 我が家へようこそすることになります!!」
きゅるきゅるした目を一段と輝かせてにっこりと笑う。少しだけ心臓が早く鳴る。
「…俺 なんにもできませんよ?」
謙遜の言葉の裏腹に「何もしたくない。」ということばを含めておく。
さすがに通じるだろ。
「??生きてるだけで上出来にじゅーまるですよ!」
ふふっなどと笑いながら女は言う。
何が生きてるだけで上出来だ??
にじゅーまる?こいつは何を考えてるんだ 。
「とりあえず行きましょうか!」
少し移動して着いたのは住宅地に建っている普通の一軒家。
「…これが…」と思わずこえを漏らす。
「なんですか!もっと豪邸だと思いました??」
「ぁいや…まぁ…はい」
「しょーがないじゃないですか!100億も使っちゃったし… 」
「は…あのなんで俺なんかに100億も??」
「…まぁ立ち話もなんですし!家入りましょ!」
そう言いながら玄関を開ける。室内も普通の家と何一つ変わらない。その前に「100億円も」という言葉が引っかかっる。こういうの普通はなんかお金が有り余りすぎて使うみたいなんじゃないのか?なんなんだこの女。
「あ!!!!!」
デカすぎる声に肩を震わす。
「…なんですか??」
「私…自己紹介してませんよね?」
「今更!?!?」
自分でもびっくりするほどのでかい声がでた
「…ぁごめんなさい。」
ふふふっ と女は笑う。
「君…めちゃくちゃおもしろいですね…!!そのままでいいのに」
あははっ ふふっ など 笑いが止まらない様子だ。何故かそれにつられて俺も口角が上がる。
「ふっ…」
「あ!!!今笑った!笑いましたよね!?」
「ぁっ…いや笑ってない」
「笑いましたよ!」
「笑ってない!!」
「「…あははっ」」
目を合わせて笑ってしまう。俺の正面にあり顔にも笑顔があってほっとする。
ひとしきり笑ったあと女が口を開く
「気を取り直して!自己紹介しますか!」
どんな人なのだろうか??
「私の名前はのあです!えーっと27歳でお菓子が大好きです!!」
「お菓子…」
「特にくっきーですかね!」
「何その目…」
「え?買ってくれるんじゃ??」
「買えねー!お金ないし…」
そう、正論をぶつけると女…のあさんはニコッと笑う。
「じゃあ!一緒に買いましょう!ね?」
…一緒に。 なんだか心が温まる。
「じゃあ俺…えーとNo.…」
「ストーップ!自分の名前ですよ!番号じゃなくて!」
「ぇ…自分の名前??」
自分の…名前。全然わからない。名前なんてあったか?
「ないんですか?」
「ぇ…うん…」
あっさりと肯定してしまう。
「じゃあ!私がつけましょう!」
「つける?名前を?」
「はい!…んー、ぁゆあんとか!」
「ゆあん…?」
「はい!真ん中に私の「あ」があってゆは結ぶって意味で…んは…適当です!!でも結構ありよりのありじゃないですか?」
ゆあん…のあさんと俺を結ぶ…最後の適当は引っかかったけど。
「…ゆあん…ゆあんか。」
あぁ 凄く心があったかい。自分に名前がつけられた。自分に…名前。
「…ふはっ…やったぁ…」
「…っ…ゆあんくん!自己紹介!続きしてください!」
のあさんの顔が少し赤い。…?まぁいっか。
「じゃあ!俺はゆあん…好きな食べ物は…ぁ前に食べたあげた鶏肉?が美味しくてわすれない…」
少しこそばゆい…。
「鶏肉…唐揚げですかね?じゃあ明日それにしましょうか!!!ね!」
「ぇ明日??」
「はい!今日から私の家で暮らして…家族ですよ!!」
「家族…てか!なんで俺を100億で?」
「…聞きたいですか??」
「聞きたい…。」
なんだ?すごいことなのか?思わず息をのむ。
「実は…」
鼓動が早くなる。聞いてしまったことを後悔するが…
「…100億円、当たったんです。」
「…は??当たった?? 」
思わず困惑する。まさか…カジノ!?闇の業界だと聞いたことがある。やっぱりこの人…裏社会の!!!
「宝くじで…」
「は???? 」
「はぁぁぁぁぁぁ!?」
宝くじで?100億?いや確かにそういうのあるけど!(※ないです)でも!は??
「なんでオークションなんかに!」
「なんかぁ誘われたんですよ!お友達に!」
「で?俺に100億を???」
「はい!!でも運命的な出会いじゃないですか!」
「…まぁ、それはそうだけど」
「ね!はい!早く寝ましょ!ゆあんくん疲れてるでしょ!」
「ん…でも俺なんかに使う?」
「ぁ またでた!俺なんか禁止です!」
…?脳が停止する 俺なんか禁止ってなに?
「生きてるだけで上出来なんですよ!だから自分を笑わないでください!」
「…ぇ」
心がふっと軽くなる。生きてるだけで…
「今日も明日も明後日もにじゅーまるです!ね?」
にじゅーまる、か。 最初も言われたな…なんかすっげぇ俺…嬉しいしこんな経験していいのかとか思うけど、この人なら生きていこうかなとか思えるな…。
「…ありがとう。これからも」
「…?早くいきましょ!」
「うん!!」
100億円の価値がついて、ずっとずっと憧れてた家族に。なんにもない俺なんかが、今日なりました。
100億円の子供 【END】
【名前】 ゆあん
【年齢】 不明
【好きな物】 唐揚げ
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【名前】 のあ
【年齢】 27歳
【好きな物】 お菓子(くっきー)
お試しで書いてみました!どうでしたか?すっごい短編やったけどまぁいっかって感じです。この場ではあっさり短いお話をかければな!と思います!
それではまたー!
コメント
8件
えやばいよ!! 神すぎ🫶🏻︎💕︎︎ もも天才!!
いいね 🌾 お願いします🙏 実はテスト前なんだよね
ノベルの小説だ~!