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第7話 - とある海岸にて【RPL2025開催記念】

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2025年12月13日

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ハル

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時刻は正午を回ったところ。

片手にスマホ、もう片方にコンビニの袋をぶら下げて、海岸線をのんびり歩く。

「寒いけど、天気いいねぇ」

相棒がメンテナンスの為不在の中、中古車販売店『Reboot』にお邪魔している。

愛想のいいスタッフに持ってきた車を預け、査定を待っている間に昼食をとろうと、海岸に出てきた。

『近くのコンビニに、マスターの好きなやつ売ってるよ』

さすが相棒、リサーチ助かる。

ビーチに誰かの忘れ物か、レジャーシートを拝借して砂浜に腰を下ろす。

「まさか、この街で食べられるとは」

ロスサントスの住民は、あの国（JAPAN）の移民が多いと聞いていたから。

コンビニの袋から出したのは『rice ball』。きちんと三角形で、自分の好きな海苔が先に巻いてあるタイプ。具は梅と昆布とかシンプルで良い。

ひと口ほおばると、潮騒も相まってか…遠い昔の思い出が蘇ってくる。

「懐かしいな…」

そんな物思いにふける時間は、あっという間に奪われた。

《銃声》

ビクリと肩が震え、即座に懐に手を入れる。

…どこだ？

周りを見回すと人影はない。自分が狙われていない事を確認して手をおろす。

耳を澄ませば、海のほうが騒がしい。

「…客船か？」

あの船は、マフィア御用達と聞く…何やらきな臭い感じがする。好奇心がむくむくと膨れ上がってきた。

立ち上がると同時にスタッフが走ってきて、

「ここは危ないですと社長が…」

と、避難を促してきた。

確かReboot社長は…

黒いほうのひとが『危ない』と言うなら、本気でヤバいんだろうな。

相棒（ボディガード）もいないし…ここは大人しく退散しますかね…

・・・・・

イメージビジュアルの『船』とか『舵』で書いてみた。

RPL2025、初日ですね！

主は初日のみの観測です。行かれる方、楽しみましょうね〜