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まじ主さんの作品最高過ぎます◜ω◝ フォロー失礼します!
はじめに
・この作品はcishpです
・実在する方のお名前をお借りした作品になります。ご本人様とは一切関係ございません。
・腐向け作品、nmmnとなっております。こちらが苦手な方、理解のない方は閲覧をご遠慮くださいますようお願い致します。
・素人の書くものですので口調等おかしなところがあるかと思いますが、目をつぶって頂けますと幸いです。
・付き合ってます
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何だかソワソワして目を覚ました
寝起きでぼんやりとした視界の中で時計に視線を合わせれば時刻は4時頃。
夜中とも朝とも言い難い時間に目が覚めてしまった。
1度目が覚めれば二度寝することが出来ない体質で仕方なく体を起こしたがなにか胸騒ぎがして仕方ない。
「ci…」
俺が今1人ということを認識したら鼓動は早くなっていく
なんでか分からない。
だけどciに会いたくて、ciの存在を感じたくてこんな時間に迷惑かもしれないけれど電話をかける
恋人なのだからこんな時間に電話したって許されるだろう
恋人の特権だ。
「も゛しもしぃ……?」
「ぁ、ci」
一瞬彼の声を聞いただけで安心感がものすごく、心が満たされた気がした
「こんな時間にどしたん……」
「いゃ…その、なんか」
「ん、言いづらいことなんか?」
寝起きの彼に気を遣わせてしまっているその事実に申し訳なくなって嫌な考えが俺の頭によぎりまくって怖くなって
「ぁ……グスッ」
「shp!?」
「お前ほんまどうしたん」
「ゆっくりでええから話せそうなら話し?」
「ぁ…ぅ」
また気を遣わせてしまった
あぁ、俺って本当にciに甘えすぎだ。
いくら彼が俺を良くしてくれてても気を遣わせてることに間違いはない。
俺がしばらく喋れないでいると
「shpが何を思って泣いてるかは知らんけど不安にならんくても俺はshpだけが大好きだしshpだから好きやからな」
「ぇ……?」
彼にはなんでもお見通しのようだ。
その嬉しさと申し訳なさでまた涙が溢れてくる
「うぅ……ciぉ……グスッ 」
「ぁ、ぇ??」
「俺泣かした!?!?」
「ご、ごめんshp!」
「キモかったよな!?」
「ふっ……」
「えぇ?笑うか泣くかどっちぃ……??」
勝手に自分で解釈して勝手に焦って勝手に自分のせいにしてる馬鹿な彼が大好きで思わず涙なんか吹っ飛んで笑ってしまう
「ありがとなci」
「どういたしまして……?」
やっぱり彼のことが好きだ、大好きだ。
だけどこれだけ彼に泣かされても笑わされても心の中のどこがが曇っていて、でも彼に正直にいえなくて
「なんか、わかんないけど怖なってもうてな…笑」
「shpが珍しいなぁ…。」
「まだ怖いんやろ」
「へ?」
やっぱり彼には全てお見通しのよう。
「shpはすぐ溜め込むからな」
「恋人くらいには頼ってええんちゃうんか?」
彼はどこまで優しければ気が済むのか怖いくらいだ。
普段のciの比べたら別人のようだ。
俺はどこまで気を遣わせればいいんだなんて考えていれば
「どーせまた気ぃ遣わせてもうたとか思ってんねやろ」
「俺がそんな頼りないか…?」
「そんなことッ!」
「なぁshp、」
「俺やって大切な大切な恋人に頼られなかったら不安にもなるんやで?」
「ッ……うん……。」
そうだ、俺は自分のことしか考えられていなかった。
勝手に自分で解釈して勝手に焦って勝手に自分のせいにしてる馬鹿は俺やったんや
「そんな悲しそうな声出さんでや」
「怒ってんちゃうからな?」
「でもやっぱ溜め込んでほしないなぁって」
「うん……」
「でも不器用なお前が不安になって俺に電話してくれたんは嬉しかったで」
「言い方キツなってごめんな」
「いや全然。」
「その、ごめんなおれ自分のことしか考えられてなかったわ」
「ええんよ。」
「ただ、今度からはこの恋人の俺に相談してな?」
「じゃなきゃ俺shpのこと好きすぎて不安で死んでまう」
「ふはっ死なへんやろ笑」
気まづい雰囲気になっても少しおちゃらけて笑いを取り戻してくれる彼。
彼のこの性格に何度助けられているか数えきれないほどの回数だ。数えられるわけない
やっぱり彼の声を聞くだけでは完璧に回復しきれなくて会いたいなんて思ってしまって。
前の俺だったらここで言えないで終わるのだろうが彼にこれだけ言われてしまったら言わざるを得ない
「今から会えへんかな」
「ん、ええよ。」
「実はそう言うと思って準備始めてんねんな〜」
「えぇ怖」
本当に彼は何者なんだ。
「まぁ俺も断られるわけないと思って準備してるけどな」
「お前もかい笑」
「ciの家迎え行くな」
「あざす」
黒シャツにいつものモッズコートを羽織る
実はciに会いすぎて匂いが少し付いていてciの匂いで安心していることは彼には絶対に秘密だ。
飛び跳ねた寝癖はヘルメットで治るだろう。
スマホと財布をポケットにしまってつい最近お揃いになったヘルメットを被って玄関のドアを開ける。