数分前。
「もーーー疲れた。ほんとに疲れた。」
「お疲れ〜」
後ろから若井に抱き着くとシャンプーの甘い匂いが微かに広がる。
肩に顎を乗せるようにすると、若井が擽ったそうに笑った。
「っ、髪の毛くすぐったい。笑」
その言葉に、つい反応してしまう。
「そーいえば若井って擽り弱いんだっけ」
「え、ちょっ……んっ、ふふ…っ…」
脇腹に触れると若井の身体が小さく震える。
「めっちゃ効くじゃん。笑」
「ねぇ…っ、ふふっ……待ってほんとに…!」
その笑い声を聞いたら余計に揶揄いたくなって。
更に身体を寄せて、今度は後ろから腰を当てた。
「ほら、ここ好きなんでしょ?」
「それもうアウトじゃん!笑」
「声、もっと聞かせて…?」
「ちょっとそれっぽいのやめて笑」
「…元貴……?そろそろ…っ…」
いつの間にか、互いに息が詰まり始めて。
冗談だったはずなのに、今の身体は快楽を求めている。
「…ねぇ…もとき……っ…」
あ、これやばい。
下腹部が熱を帯びる感覚。
「…んっ、ちょっ……」
その熱をぐっと押し当てると、若井の身体が小さく跳ねた。
鼓動は煩く鳴り続け、手に汗が滲む。
「…っ、若井……」
求めるように名前を呼ぶ声が低く掠れる。
若井の腰を抱く手に力が籠り、服越しに感じる刺激が身体を熱くさせる。
快楽と高揚感に頭が上手く働かない。
喋ることも儘ならない程、呼吸は荒くて。
腰を揺らす度に甘い声が耳に響いて、喉から熱い吐息が漏れる。
もっと深く満たしたい。満たされたい。
声が聞きたい。若井を知りたい。愛したい。
全部をあげる。だから全部を頂戴。
「……ねぇ、若井…」
「…なに……っ…」
これ以上、我慢なんて出来そうに無かった。
「……若井の事、全部教えて…?」
センシティブ付けましたが全く上手く書けないという。
皆さんの期待していたセンシティブもとぱ(?)とは違うかもしれないです申し訳ない〜〜泣
コメント
4件
いつもの仲良しなおふざけからヒートアップしちゃうシチュが大好きなので、❤️💙で見れてとても助かります😭🙏書いて下さりありがとうございます😭 くすぐってるだけなのに💙サンの様子に反応した❤️サンが必死そうに名前を呼んでるところが最高すぎます🥹❤️🔥 今までの作品も大好きで、❤️サンが耐えられなくなる終わり方が大好きなのでリクでは無いですがまた、こういった作品を書いていただきたいです🙏🏻 長文失礼しました🙇♀️